最近無線LANの調子が悪く、APに接続してもすぐに「限定された接続」になってしまいます
使用しているルーターはFONサービスが始まった際に無料で貰った「La Fonera」。約3年間使い続けているので寿命かもしれません。
そこでルーターを見てみると、かなり熱くなっていることが分かりました。
調べてみると元々発熱量が多いらしく、しかも普段から電源は点けっ放しなこともあり、これが原因の可能性が高い!ということで
先達の記事を参考に、La Foneraの排熱改善を図ってみました
参考にしたのは以下の記事。
LaFonera Hardware Cooling-System
初めにファンを付ける記事があり、下のほうにヒートシンクを追加した画像が、一番下には作成した他のバージョンの写真がリンクされています。
これを参考にヒートシンクを追加し、ファンを取り付けてみました。
まずはLa Foneraを分解します。
裏向きにして、下二つのゴム足を外せばネジが出てきますのでこれを外します。
するとメイン基板が出てきます。アンテナの端子を取り外せば基板が取り出せます。
シールドの上にヒートシンクが乗っかっています。コイツがかなり発熱していて、素手で触れないぐらいです
そこで、まずコイツの周りにヒートシンクを敷き詰めてみました。
本当はシールドを外してヒートシンクごと交換した方が良いみたいなのですが、代わりに良いヒートシンクが無かったのと、シールドを外してしまうのは気がひけるのでやめておきました。
取り付けたヒートシンクはPCメモリのチップに貼り付けるものらしく少し背が低いですが、これだけ載せれば大丈夫でしょう。
そして次に、先程のサイトを参考にファンを取り付けます。
カッターと半田ごてを使って無理やり天板に丸く穴を開け、上に余っていたCPU用ファンを取り付けます。
こちらの画像をイメージにしました。
電源をとる際のプラスマイナスも先程のサイトに載っているのでそれを真似します。真ん中の黄色い線はいらないので切り離しました。
こんな感じで、どかーんとファンが乗りました。
あとはこれを参考にして網を張るだけです。
が、手元にちょうどいい素材がなかったので、アルミ板を折り曲げて上部を覆うだけの簡単シールドを付けることにしました。
左右から空気を取り込みます。これぐらいの隙間なら書類などは入らないので大丈夫でしょう。
ファンは5V駆動なのでそれほど回転はしませんが、排熱には十分ですし音も小さくていい感じです。
試しに1時間ほど動かしてみても熱はほとんど感じられず、逆に風が当たらない裏面の熱が気になってしまうほどでした
裏面の放熱もできるよう、今は暫定的に裏向きに置いています(笑
今のところフル稼働させても接続が落ちることもなく無事動いています
元々長い間使用していることもあり、いつ寿命が来るかはわかりませんが、それまでの延命措置としてはまあまあの出来です
そういえば、最新の「La Fonera 2.0」にはネットワークストレージ機能など追加機能が色々あるようですね。
今使ってるのがダメになった時はこちらも面白そうです。
ただ
>筆者が試用した限り、スループットは有線LANを使っても10Mbpsを少し上回る程度。
【気になる! itemズ】 USBポート搭載で多機能化! FONの無線ルータ「La Fonera 2.0」 -BB Watch
とのことなので若干の不安が...
IEEE802.11nにも対応したという「La Fonera 2.0n」ならクロック数もメモリも増えているという話なので改善してればいいなぁ
まぁ今のところは接続環境が「低速なADSL」なので、nになろうがスループットが低かろうが問題なのですが