タイマー処理を使用すると、指定した秒数ごとに処理を繰り返し実行することができる。
例としては、1分ごとに自動でデータを再取得して画面のグラフを再表示したり、タイムアウト処理に使ったり。
タイマーには2種類ある
このタイマー処理には2種類あり、ひとつはウィンドウが持つtimerイベント、もう一つがtimingユーザーオブジェクト。
前者はウィンドウが持つイベントのため実装が楽だが1ウィンドウにつき1つのみという制約がある。
後者は制約はないが、別途ユーザーオブジェクトを作成しないといけないのがやや手間だ。
ドロップダウンデータウィンドウ(DDDW)は、データウィンドウの項目(カラム)の編集様式の一つ。
テーブルからデータ取得したDWはコード(内部値)しか持たないが、画面にはそのコードに対応した外部値を表示したい場合に便利な機能。
実例
社員ID |
社員名 |
部署ID |
住所 |
0001 |
1太郎 |
A0001 |
~~~~ |
0002 |
2次郎 |
A0001 |
~~~~ |
0003 |
3三郎 |
B0001 |
~~~~ |
- 部署マスタDW (社員マスタDW内の部署IDから名称を取得するためのマスタ)
部署コード |
名称 |
A0001 |
東京本社 |
B0001 |
名古屋支社 |
C0001 |
大阪支社 |
上記2DWを例とすると、
社員マスタDWをそのまま画面に表示すると、部署IDは「A0001」とか「B0001」とかコードのまま表示されてしまう。
前回の記事に引き続き、パワービルダー(PowerBuilder)の特徴であるデータウィンドウ(DataWindow)について解説する。
今回はデータウィンドウの修正ステータスについて。
前回の記事に引き続き、パワービルダー(PowerBuilder)の特徴であるデータウィンドウ(DataWindow)について解説する。
今回はデータウィンドウのバッファについて。
以前の記事でも紹介したように、パワービルダー(PowerBuilder)の特徴であり利点でもあるデータウィンドウ。当記事では、このデータウィンドウを扱う上で必要な基礎を説明する。
公式資料
国内代理店が日本語化されたリファレンスを
こちらのページで公開している。
PBはバージョンによって結構挙動が違うので、使用しているバージョンにあわせたリファレンスを参照すること。
まずは入門者向けとして下記ドキュメントを参照することを推奨。
PowerBuilder 入門
これで基本的な操作方法等は学べるはず。
ただあまりとっつきやすい感じではないので、会社に独自の資料等があるのであればそちらを先に読んでからでも遅くはないと思われる。
PBを扱う上で必要な知識については、下記3ドキュメントで網羅していると思われる。
ユーザーズ ガイド
データウィンドウ プログラマーズ ガイド
アプリケーション テクニック
というか今「アプリケーション テクニック」を読んでみたら、改めて先に読んでおけばよかったと思う記述がたくさんあって軽く後悔してたりする。
パワービルダー(PowerBuilder)という製品というか言語について。
仕事で2年近く触ったけど、日本語の情報がかなり見つけにくくて苦労したので記憶に残っているうちにまとめておく。
一応PBなんて全く知らないのに開発をする羽目になってしまった人向けに書くつもりだけど、自分も2年弱しか触っていないので簡単にしか書けないかも。
PowerBuilder概要
ざっくりとした説明は
こちらの記事にまとめられているので参照。
参考リンクにも有用な解説があるので概要の把握にはよさそう。
自分は触ってみないと分からない人間なのであまりイメージ出来なかったけどww
独断と偏見でのイメージをいくつか挙げると、
コテコテのクラサバアプリケーション開発向けの言語・IDE(新バージョンでは.NET連携やWebも一応可能らしい)
一言で例えるのはとても難しいけど、一覧/明細画面や帳票出力に特化したVB6.0、Access VBAっぽい雰囲気。
日本コンピュータシステム株式会社が国内総販売代理店。
公式Webサイトには技術情報がそこそこ公開されているが、それ以外の日本語の情報は少ない。
歴史は長いので、英語が読めるならググればStackOverFlowやGoogle Group等に結構色々と情報はある。
中国語の情報もちょいちょいあるけど流石に読めない。