GS9000が抱える問題の一つとして、ブラケットとスプリング(バネ)端子の接点不良があります。
本体側にあるスプリング端子が弱ってしまい、埋没する事例が報告されています。
多くの場合、DC5V(+5V)のバネで埋没が発生しています。次に多いのが、一番端のGND端子。残りの3つはあまり埋没しないようです。この埋没により、接触が甘くなり、多くの問題(バッテリーが充電されない、ハングアップする等)を引き起こすようになります。
注意:接点の問題を解決したとしても、全ての問題が解決するとは限りません! #454, #619, #797.
埋没の原因は、スプリングの部品は非常に薄いため、大量の電流が流れることで発生する加熱によって変形が起こっていると考えられています。
また接点部品のズレも原因の一つと考えられています。
本体をブラケットに接続する時、スプリング端子はブラケットに開けられた穴を通り、ブラケット内の基板(接点)に接触します。
しかし、本体のピンの位置とブラケットの穴の位置が一致していない場合があります。これにより、スプリング端子は穴の縁に接触してしまい、結果としてスプリングが埋没したり曲がったりしてしまうのです。
対策法:
スプリング端子が埋没してしまった場合、以下の方法が有効です:
ただし、GS9000の利点である「取り外し」ができなくなるのは言うまでもない 。
この方法では付属のシガー電源をブラケットではなく本体につなぐ必要がある。また、おそらくGPSが使えない。
スプリング端子を他のものから移植する方法:
まだ実施されていないその他アイデア # 476, # 479, # 480.
交換用スプリング端子について
シーメンス、ソニー・エリクソン、その他メーカーの携帯電話(2003~2004年製)を探してみてください。例えば、シーメンスC62はこんな感じです:
写真はmobiset.ruより引用
ノキアの古い携帯電話用のデータケーブルやプログラム用ケーブルにもいくつかのスプリング端子が使用されています:
写真はgsmbaza.ruおよびsiriust.ruより引用