お役立ちヒント

①ストラップを使ってブラケットをルームミラーへ吊るす

②FMラジオへのノイズ干渉を防ぐ

③フロントガラスの傾斜が足りない時

 

①ストラップを使ってブラケットをルームミラーへ吊るす

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携帯電話用のストラップを使ってブラケットをルームミラーに吊るすことで、見た目も損なわず、突然ブラケットの吸盤が外れて落下しても車内やGS9000本体を破損しなくてすみます。

もし吸盤が剥がれてしまっても、ストラップが引っ掛けてくれるので落下することはありません。また、万が一の事故の際、大事な目撃者であるGS9000が車外などへ飛んでいって壊れてしまうこともないでしょう。
なお、ストラップのヒモは長すぎない方がいいでしょう。さらに言えば伸縮性があったほうがいいかもしれません。ヒモが短ければ短いほど、衝撃でGS9000が振り回される距離が減るからです。

フォーラム内Ari100krat氏のコメントより引用。
フォーラム内 #539の写真を引用。

 

②FMラジオへのノイズ干渉を防ぐ

GS9000をルームミラー裏に取り付けたら、FMラジオに干渉するようになってしまいました。元々使用しているカーステレオは(MP3, CD, USB, FMが聞けてとても便利なのですが)ラジオの感度が悪かったので、取り付け後はほとんど聞こえない、もしくは何とか聞こえてたとしても酷いノイズが入るようになってしまいました。

そこでまず私はシガー電源を疑いましたが、シガー電源を切っても何も変わりませんでした。
状況が変わったのは、ブラケットと本体を設置場所から40-50cmほど離した時です。つまり、シガー電源は関係なく、ブラケットに電源が供給されるとノイズが発生することがわかったのです。そしてそこから連鎖して本体もノイズを出していたということが分かりました。

そこで、まずはケーブルをシールド済みのものに交換してみました。3メートルのシールド済みマイクケーブルを購入し、USBケーブルに移植しましたが、何も変わりませんでした。実際は改善の兆しが無かったわけではないのですが、効果は想像してたよりはるかに薄かっのです。聞こえなかったラジオ局が入るようにはなりましたが、大量のノイズが乗ったままです。

そこで、もっと抜本的にノイズ対策をすることにしました。つまり、GS9000本体にノイズフィルターを加える事にしたのです。まずは家の蛍光灯の点灯用ドライバからフェライトリングを取り出してみました。

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(手前のコードが巻きつけてある黒いドーナツ状のものがフェライトリング)

リングの大きさは10x6x3.5mmで、これに外径1mmの二本線のMGTF(テフロン絶縁してある導線らしい。画像)ワイヤを10回巻いた。

+線と-線は接続し、他のケーブルはただフェライトリングに巻いているだけです。このフェライトリングは吸盤の凹みにちょうどピッタリ収まりました。

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加えて、GPS基板にセラミックコンデンサを載せました。このコンデンサは古い携帯電話から部品取りしたもので、容量は不明。計測しようとしてもテスターは何も反応しなかったが、おそらく100nFはあると思われます。

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これらの施術により、GS9000による干渉は見られなりました。GS9000の動作についても問題なく、動画はきちんと撮影されGPSは動作しました。つまり、全て上手く行ったということです。

フォーラム内bims79氏の投稿を引用。

 

③フロントガラスの傾斜が足りない時
トラックのようにフロントガラスが垂直に近い車種では、吸盤を取り付けるとカメラが下方を向いてしまうことがあります。
こういった場合、ブラケットの足をしっかり挟み、ハンダ用のバーナーで加熱して足を曲げることで対応することができます。足の直径は7mmで、バーナーは200℃で10秒加熱しました。

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これによって、今までは画面の1/3をボンネットが占領していたのが、全て映るようになりました。トラックに取り付けた場合、これまでは地面しか映っていなかったのが、ダッシュボードが映るようになりました。

ページ編集者注:足を曲げるとき、足は中空(パイプ状)なので、そのまま折り曲げるとぺちゃんこになってしまいます。折り曲げる前にパイプ内にMGTFワイヤなどを詰め込んでおいたほうがいいでしょう。

フォーラム内fylhtq1968氏の投稿 #898, #908を引用。

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