現在、無印WiMAX(機種はURoad-SS10)を使用しているのだが、この7月末でちょうど丸2年。
色々と不満があったので見直しを図るため、差し当たりWiMAX+2を検討してみた。
Try WiMAXでHWD14(WiMAX+2)を試してみた
■前提として、
更新月が来た上に端末も古くなっているので、ネット契約を一新したい。
そして速度遅すぎ。月に10GBも使っているので速度制限をかけられているのか?
そしてWiMAX2の実力を見てみたい。このあたりが検討の理由。
他にも、固定回線:光4000円+携帯回線:ドコモMVNOという組み合わせも考えたが、電話とネットのSIMが別々になるのが嫌だったのて却下。
■Try WiMAXに申し込む
以下のページから申し込み可能。
Try WiMAXレンタル|UQ WiMAX|超高速モバイルインターネットWiMAX2+
申し込むページに必要事項を入力するのだが、2年前にお試しで借りたときより面倒になっていた。携帯アドレスが必須とかmixiかよ。
キャリアメールを廃して、全てGmailで運用してるので、これにはやや苦労した。
申し込みが終わるとすぐに受付メールが届き、それから1日程で出荷確認メールが届く。
ここで返却日をしっかり確認しておかないと、後でクレカ請求を見て死ぬことになる。
レンタルできる15日間は「出荷日から15日」なので注意。届いてからではない。
■ルーター(HWD14)が到着
荷物は出荷の連絡日の翌日には届いた。
封を開けると、緩衝材と共にモバイルルータの箱が入っている。
返却用のゆうパック伝票が入ってるのも嬉しい。ローソンで送れるから便利。
早速電源を入れてみると、タッチパネルをスライドしてロックを解除するスマホスタイル。やや遅延はあるものの、操作性はそう悪くない。
本来ならば色々触ってみたい所であるが、今回は端末より回線が気になっているので、端末については必要最低限の部分だけ触ることにする。
■3つの通信モード
『設定』 から 『通信設定』 『通信モード設定』をタッチすることで、WiMAXの接続モードを変更する事ができる。
ハイスピード=WiMAX2+
ハイスピードプラス=au 4G LTE
ノーリミット=WiMAX
ということらしい。上二つを使った通信に限り、7GB/月の通信量制限が発生する。
そのため、大きなデータをやり取りするときなんかはノーリミットに切り替えて通信を行うようにし、月ごとの利用量をコントロールする必要がある。
なお、ハイスピードプラス(au回線)を使用すると1,005円/月の利用料が必要になる。
「ハイスピードプラス」を選択するとその旨は端末上でも警告表示されるので一応安心。
間違って選ばないように気をつけなければ。
■WiMAXの電波状況
電波の入り具合は、WiMAX・WiMAX2+ともに0~1本...だが、たまに途切れて再接続している様子。
今回レンタルしたHWD14はWiMAXハイパワーに対応していないので、現在のエリアでは厳しいのだろう。
ハイパワーに対応しているUroad-SS10では途切れる事は一切ないので、案外WiMAXハイパワーもバカにできないと思ってしまった。
我が家のような電波状況の良くない地域においては、WiMAX2+対応機種を申し込むならWiMAXハイパワーに対応しているNAD11にを選ぶことになりそうだ。
ただこのNAD11、1時間に1回ぐらい回線が瞬断するらしく、オンラインゲームには非常に不向きらしい。時々オンラインでFPSをプレイする身としてはこれも厄介で、なかなかWiMAX2+を使うにも癖があるようだ。
■au LTEはさすがに良好
書くまでもないが、常に電波MAXである。
後述する速度も申し分ないし、さすがといったところ。
■速度を測定してみる
速度の測定にはスマホの測定アプリ「RBB TODAY SPEED TEST」を使用した。
数回測定を行い、平均値に近いものをチョイスしている。
(左:ノーリミット、右:ハイスピード)
このように、ノーリミットのWiMAXでも余裕で数Mb/s出ている。
速度は測定するたびに結構ばらつきがあるので、ハイスピードとの違いがほとんど見えない。
同条件でSo-netのWiMAXが0.5Mb/sしか出ていない事を考えると、これは確実にプロバイダ側で速度制限されてるな...
そもそも月10GBは使いすぎだなーって話なのだが、月をまたいでみても、Try WiMAXの間Uroad-SS10を休ませてみても改善しなかったので、「月7GB超」とか「3日間で1GB超」とかで一時的に規制されているわけではなさそう。WiMAXでそういう制限があるという話は聞かないし。
こうなるとキャッシュバックやら何やらに釣られるのも考えてしまう。MVNOプロバイダが独自の(厳し目の)規制ラインを持っているとしたら、少々割高でもUQから申し込んだほうがいいかしれない。
UQに申し込んだら速度制限が無いとは限らないが...割り当てられてる回線に限りがあるMVNO各社よりは寛容な気がする(願望)。
その前に月10GBも使うのを何とかしろよって話はしないこと(今はそんなに使ってません)
ちなみに書くまでもないが、au LTEは当然ダントツの値が出た。
速度はWiMAX同様あまり安定していなかったが、速いときは相当速い値が出ていた。
1000円足してでも使う価値はあるのかもしれない。非常時以外は使わないけど。
■そうこう言っているうちに真打登場
今回レンタルしたHWD14はWiMAXハイパワーに対応しておらず電波強度的に厳しめ。
スペック的にはNAD11しかないと思っていたのだが、オンラインゲームで使えないのも厳しい。
という状況の中、8/1に新登場したのがHWD15。名前の通り、HWD14の後継機。
図体はHWD14と変わらず、スペックもほぼ同じだが、WiMAXハイパワーに対応した点がでかい。
engadgetのレビューによると、NAD11に比べて速度的に劣る上、5GHz帯のWi-Fiが使えない、またWiMAX2+電波の掴みも負けているなど色々と不安要素はあるが、現状では背は腹に変えられない。
(その他にもHuawei機かよ...とか、NAD11のファームアップを待つべき?とか、ワイヤレスゲートの格安SIMでもいいんじゃないか、とか色々と考えたものの)
■ほぼHWD15で決まり、ただしレビュー待ち
上記の通り、現状では消去法でHWD15になりそうだが、しばらくは様子見。
というのも、ネット検索すると既にHWD15をゲットした人のレビューを読むことができるが、まだまだ数が少ない。
もう数日すれば発売直後に申し込んだ人のレビューが増えてくると思うので、今気になっている不具合・欠陥が無いか、WiMAXハイパワーの効果はどれぐらいあるのか、などなど詳細についてを確認してからにしたい。
2chのスレを見る限り、HWD14より電波の入りがよくなったとか、HWD14にあった不具合が解消されてるなど報告があがってきているので、期待していいんじゃないかと思っているのだが。
■チラシがバカにならない
そんなこんなで「HWD15かな~、クレードルセットで6,800円か~」と考えていたが、同梱のチラシにキャンペーンのお知らせが。
今月に限り、NAD11またはHWD15の端末料金が無料になるとのこと(クレードル付)。アンケートに答えると3,000円分の商品券ももらえる。UQ経由で申し込むならこれがベストかな。
ということで、今週いっぱいは情報収集に徹して、問題が無いようならHWD15を申し込もうと思う。
また並行してレンタルしたHWD14を検体に色々試す予定。
HWD14でも安定して電波を掴む環境(リフレクター等)が用意できれば、HWD15のWiMAXハイパワーが期待外れでも何とか使えるレベルにはなるだろう(もちろん、それ以外に不具合がなければ、の話だが)。
■参考元
1.注目WiMAX 2+ルータ速攻レビュー:WiMAX 2+対応モバイルルータ「Wi-Fi WALKER WiMAX 2+ HWD15」の使い勝手をチェック (1/2) - ITmedia PC USER
2.Wi-Fi WALKER WiMAX 2+ HWD15 通信チェック:HWD15 対 NAD11はエリアのHWD15、速度のNAD11 - Engadget Japanese
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