[ドラレコ]GS9000の内蔵バッテリーを交換した

前回前々回の続き。

前回の記事で注文した交換用のLIPOバッテリーが届いた。

木曜日の夜に注文し、金曜日出荷、土曜日に到着。
内容物が内容物だけにメール便は使用できず、佐川急便での配送なのでこんなもんかな。

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光の反射と重なっちゃってるけど、マイナス側がチューブで絶縁されている。
写真の包装に加えてプチプチを何重か巻いた状態で届いた。わりと厳重で好印象。

品番はAE422726。6桁の数字は厚み4.2mm、幅2.7mm、長さ2.6mmを表す。
0.93Whとあるのは容量のことなんだろうけど、なぜWh表記?

0.93Wh×1000÷3.7V≒251mAh

なので間違ってはないけど、ややこしい...

 

■早速交換する

バッテリーが届いてしまえばあとは交換するのみ。
事前の練習のおかげもあって、バラすのも慣れたもの。

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交換前のバッテリーと比較してみた。結構サイズが違うのが分かる。
今回はちょうどいいバッテリーがこれしか無かったが、できればもっと容量の大きいバッテリーに交換したいものである。

 

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交換後の写真。

ショートしないように半田付けするのは骨が折れた。
配線の関係で裏向けに設置することになってしまった。

少々厚みが増えているが、特に干渉することなく設置できた。

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今は珍しくなってしまったminiUSBケーブルを引っ張り出してきて充電。

交換後も特に問題なく充電できた。
初回は1時間程度、二回目以降は20~30分で充電が完了した。

 

■バッテリー交換後の所感

バッテリー交換直後はあまり効果は感じられなかったが、充放電を数回繰り返すことで、単体動作において約1.5倍の動作時間となった。
とは言っても、約30秒約45秒と、実用上ほとんど意味が無いレベル...。

もしかしたら原因はバッテリーではなかったのか?と考えてしまう。
残量測定のICが死亡したのか、そもそもバッテリーは問題なく、運転中の充電が適切でなかったか...。

 

■クレードルに載せてテストしてみる

バッテリー交換の効果については一旦忘れて、とりあえず本番環境でテストしてみたら...
不可解なことに、特に問題なく使用できてしまっている汗2

事前に満充電にした状態でクレードルに載せ、充電しながら録画を開始したが、途中で落ちる様子は無し。
そこで、一旦電池を空にした状態からクレードルに載せてみたが、これまた問題なく動作。

結果として、不可解ではあるが、運用上の問題は無くなった

 

■総括

テストではバッテリー交換の効果はほとんど感じられなかったが、クレードル上での動作は問題なく、運用上の問題は感じられなくなった。

可能性はいくつか考えられるが、

・テストでは見えなかったバッテリー交換の効果があった
・バラして弄くりまわったおかげで端子部の接触が良くなった
・そもそもの原因がバッテリーではなかった
・ただ単にクレードルと本体の接触の問題

あたりが考えつく。

一番有力なのは、クレードルと本体の接触。
2ちゃんねるのドラレコ総合スレッドでも多数報告があり、バリを取ることで改善した例もあるとか。
この問題については、前々回で触れたように、本体の配線を弄る方法もあるので、必要に応じて手を加えたい。

また、原因をバッテリー外と見るのではれば、熱暴走によるシャットダウンも考えられる。
熱暴走についても2ちゃんねるに書き込みがあり、特にGSシリーズは簡単に熱暴走してしまうらしい。
外部からの熱が無い環境でも、自らの発する熱で暴走することもあるようで、外装に穴を開けるなどの工夫をしている報告者もいた。

ただ、今回においては、十分気温が低くなった最近でも変わらず電池切れになる事例があったため、熱によるものとは考えにくいが...。
夏に使用していた頃は明らかに熱暴走と思われるフリーズが多くあったため、いずれ対策しなければならない問題である。


結局バッテリー交換によってかよらずか、さしあたっては問題なく動作するようになったので、しばらくは今の状態で様子を見てみたい。
ただ、未だ改善すべき点が残っているため、今後具体的な対策方法を考えていきたいと思う。


GS9000バッテリー交換についてはこれにて終了。
次回以降で対策方法について考えたい。特に熱と端子。


めでたしめでたし...にはほど遠いなぁ嫌な感じ
いつになることやら顔13

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