前回の記事で電源関係については一応安定して動くようになった(ことにした)ので、次に問題となりそうなのが発熱の問題。
真夏日に使ってた時は、いつのまにかフリーズしててリセットボタン押すはめになることが頻繁にあった。
触ってみたら全体的にかなり熱くなっていて、リセット後も使っているとまたフリーズした。どうみても熱暴走。
ということで、今回はGS9000の放熱について考えてみる。
コンピューター、プログラミング、モバイル、ガジェットなどエレクトロニクス分野を中心にネタを提供するウェブサイトです。最近は中国ネタにも注力中。かつてはHWD15向けのAndroidアプリ「HWD15 Status Notifier」を作ってたりしていました。
前回の記事で電源関係については一応安定して動くようになった(ことにした)ので、次に問題となりそうなのが発熱の問題。
真夏日に使ってた時は、いつのまにかフリーズしててリセットボタン押すはめになることが頻繁にあった。
触ってみたら全体的にかなり熱くなっていて、リセット後も使っているとまたフリーズした。どうみても熱暴走。
ということで、今回はGS9000の放熱について考えてみる。
■外部からの熱
まず考えられるのが直射日光による外部からの熱。これについては、
・本体の色を塗り替える(黒→白など)
・サンバイザーのようなものを取り付ける
・外装に放熱用の穴を開ける
などの対策方法が考えられる。わりと簡単な工作でできそう。サンバイザーは手作り感満載で見栄え悪くなりそうだけど。
穴あけは2chスレにて先達が(GS8000PROだけど)加工済み。
MicroSD近くの穴あけに始まり、屋根付けてみたり、後述するバッテリー外付けにトライしようとしてたり、参考になる点は多い。惜しむらくは、dotupに上げた画像が流れてしまっていることか。
役立たずの赤外線LEDを取り外してメッシュシート貼るだけでも効果があるかもしれない。
■内部からの熱
それから重要なのが、ドラレコ自体が発する熱。
これが案外馬鹿にならず、自らの発する熱でフリーズしちゃうお茶目さんもいるぐらい(てかGSシリーズ)
特に熱を発しそうなのは、
・バッテリー
充電時に発熱している様子。直後にバラしてみたら、かなり熱くなっていた。
・液晶パネル
バックライトが熱を出す様子。USB充電時やPC接続時など、画面をつけっぱなしにしているだけで熱々になる(それだけでフリーズしたことも)。録画時は設定画面で「オートオフ1分」にすることで対策できるが、ドラレコの動作状況が分からなくなるのが欠点。
・MicroSDカード
見落としがちだが、常に書き込みが(サイクル時は消去も)行われるドラレコではSDカードも発熱する。
あたり。
手を加えられそうなのは...バッテリーぐらいかなぁ。液晶が一番発熱してそうなんだけど、設定でオフにできるし、失敗を考えると手を加えるのは怖い。MicroSDも同様。
メイン基板(ICチップ)をバッテリーと液晶で挟み込んでいる設計や、バッテリーがちょうど中央にある(二枚の基板に挟まれている)放熱性の悪さを考えると、バッテリーを外に出すのが一番都合が良さそう。バッテリーのサイズをシビアに考える必要が無くなるので、気軽に容量アップも出来るし。
作業は外装に穴を開けてバッテリーのケーブルを外に出すだけなので簡単。問題は、外に出したバッテリーの保持位置。
むき出しにする訳にはいかないのでケースに入れるとして、どこに設置するか...。
パッと見て本体下部に増設する(ぶら下げる)案が思いついたけど、ルームミラー裏からはみ出てしまいそうなので、本体への取り付けは厳しそう。
なので、ブラケットにフックを取り付けて、そこに取り付ける形にするのがいいかな。
となると、耐久性を考えるとバッテリーを直で半田付けの状態は怖いので、ソケット接続にして取り外し可能にしておけばメンテナンス性も上がる。どんどん図体はデカくなっちゃうけどね。
■結局は・・・
作業の手間と効率を考えると、先達が諦めたのも分かる気がする
バッテリーを外に出すのはかなり効果がありそうだけど、手間暇かかり過ぎるし、信頼性の面で不安が残る。特に事故時にバッテリーが外れて記録できていませんでした、なんてことになると元も子もないので。
現実的なのは直射日光避けと、肉抜きによる放熱性の向上あたりになるでしょうか。
肉抜きについては先に紹介しているので、直射日光避けについて前例を調べてみる。
ビュートの整備手帳と備忘録 ドライブマン1080sに偏光フィルターと日よけを取り付けたよ の巻
ダンボールやプラ板で陽よけを作ったり、本体を覆ったりすることで直射日光を避けている例が多い。ただ、完全に覆ってしまうと放熱性を悪化してしまうので、直射日光が当たる前面のみ設置するのが良さそうだが、曲面の多いGS9000では難しいかもしれない。
iPhone用ケースみたいに、本体にフィットしながらも液晶やその他ボタンは露出するような形状にする必要がありそう。
また、レンズ部に偏光板を取り付けることでフロントガラスの映り込みを抑える事もできるらしい。今のところ気になったことはないが、こちらも簡単に工作できそうなので覚えておいて損はないだろう。
ということで、「iPhoneケースっぽい陽よけを作る」「放熱用の穴を開ける」あたりで落ち着きそう。
これ以上の対策については、実運用上問題が出てからでもいいだろう。
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