もう飽きてしまった方、ご容赦ください。ドライブレコーダーGS9000のネタ、まだまだ続きます。
人間とは欲深いもので、せっかく不満が解消された(バッテリー交換)というのに、更に上を目指して四苦八苦してみたくなるものである。
というのも、ガジェットとは切っても切れない「新しいファームウェア」の情報を見つけたのだ。ただそれだけと言えばそれまでだが、ガジェット(特にチープチャイナ製品)にとってファームウェアの更新は大きな恩恵をもたらすことが多い。
コンピューター、プログラミング、モバイル、ガジェットなどエレクトロニクス分野を中心にネタを提供するウェブサイトです。最近は中国ネタにも注力中。かつてはHWD15向けのAndroidアプリ「HWD15 Status Notifier」を作ってたりしていました。
もう飽きてしまった方、ご容赦ください。ドライブレコーダーGS9000のネタ、まだまだ続きます。
人間とは欲深いもので、せっかく不満が解消された(バッテリー交換)というのに、更に上を目指して四苦八苦してみたくなるものである。
というのも、ガジェットとは切っても切れない「新しいファームウェア」の情報を見つけたのだ。ただそれだけと言えばそれまでだが、ガジェット(特にチープチャイナ製品)にとってファームウェアの更新は大きな恩恵をもたらすことが多い。
情報元はGS9000の海外販売店らしく、こちらのサイトにファームアップの方法とファームウェアのファイルが掲載されている。
それによると、元バージョン「VX1.0.1 G82C K」から、「V1.0.2 G82C K」に上がるとのことだ。
このアップデートで、電源を切る度に解像度の設定が「1920 x 1080P」に戻ってしまう(記録されない)バグが修復されるとのことだが、そもそもそんなバグあったかな...。
と、私が買ったGS9000を確認すると、既にバージョンは「V1.0.2 G82C K」だった。
なお、2chにはこのバージョンアップにあたり、「夜間の撮影が劇的に向上する」との書き込みを見つけたが、情報ソースは見つからなかった。
※もし詳しいことをご存知でしたら、ぜひご一報ください。
なんだよー既に最新じゃないか、と思ったが、話はこれで終わりではなかったのだ...!
そのサイトのコメント欄に、更に新しい「V1.0.7 G85C K」のリンクが貼られていたのである。
このファームアップにより、「高熱時のフリーズ」が修正されるとのことで、動作の安定性を高めるものであるとの記載がある。
これはありがたい話で、オーバーヒートによる熱暴走が軽減できるのではないかと期待が膨らむ。
ただ、このファームアップによって改悪されてしまう点もあるという。
具体的に報告されているのは、「ファイル保護機能が消える」「録画ファイルから速度表示(**km/h)が消える」の二つである。
※どちらもバージョン1.0.1の頃から存在する問題で、前者に関しては1.0.7でも改善していない旨が明記されている。
※※後者については、バージョンアップ後も速度表示が残っていることを確認した。
また、GS9000はいくつかのバリエーション(販売元)があるのか(?)、ファームアップに失敗して文鎮化した報告もあった(LEDが点灯するだけで起動しない)。
同フォーラムでは何とかリカバリーしたという報告もあるが、同時にうまく行かなかったとの書き込みもあるので、そのリスクを承知した上でアップデートするかどうか考えたほうがよいだろう。
■ファームアップ方法
本来ならここで「情報のみを提供し、人柱を待つ」という卑劣な手法をとるのだが、たまには自ら人柱になることも必要かと思い、実際にアップデートを行ってみたので、もしトライしてみたい人れば参考にして欲しい。
上のリスクを理解した上でアップデートする場合は、まず、アップデートファイルを入手する。
先のサイトへ飛び、コメント欄からファームウェアファイルをダウンロードする。
「新GS9000_CVFW_20130505_1_GPS_ALL_0129IQOV2710_V107G85CK_中性_DRM07_150ohm_K9F2G08_OFFOFF12108M_newfont.rar」というくっそ長いファイル名でダウンロードできるので、解凍する。
「amboot_kernel_romfs_dsp_release.elf」と「yamaha.bin」の2ファイルが展開される。
MicroSDカードをフォーマットし、「yamaha.bin」のみをコピーする。
※WindowsXP標準フォーマッターにおいて、FAT32・クイックフォーマットの設定にしました。
MicroSDをGS9000に挿し、電源を入れると"firmware update"と表示される。
※前もってAC-USB充電器とGS9000を繋いでおくと、アップデート中に電源が切れてしまうリスクを減らすことができる。
一瞬いつものメニュー画面が表示された後、アップデートが開始される。
数秒待てばアップデートは完了し、自動的に電源が落ちる(いつもの「BYE BYE」が表示される)。
ここで、勇み足でそのまま電源を入れてしまうとまたアップデートが開始されてしまうので、MicroSDを抜くのを忘れずに!
電源を入れれば、設定がクリアされたせいかロシア語のメニューが歓迎してくれる。やった!上手く行った!!
日本語に設定するのも忘れ、バージョン情報を見てみると...
V1.0.7になってる!大成功!
ということで、人柱になってみたら大成功しちゃったの巻でした。
ちなみに、上にも追記したけど、バージョンアップしても「速度表示(**km/h)」は消えていませんでした。
参考写真(クリックで拡大)。左下に注目。被写体はアップデートに使用したトランセンドのMicroSDHC(8GB・Class 6)。ピンぼけは仕様。
ということで、まだファームアップした実感も何も感じない状態ではありますが、何となく精神衛生上不安の残る状態から脱却できたのでよしとしよう
繰り返しますが、トライしてみたい人はリスクを承知した上で、あくまで自己責任で!
大事なことなのでもう一度書いておきます。そもそもリスキーなチャイナ製品を買ってる時点で、覚悟の上だとは思いますが
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