私が購入したUMAREX G36C Competitionにはミニバッテリー(ニッケル水素)と充電器が付属する。
画像はこちら。
純正で揃えると6000円は掛かるので付属しているのはありがたい話なのだが、このバッテリーと充電器には問題が...
取説を読んでも、充電時間が書いていない。
いやいや、ニッケル水素電池の充電時間なんて
バッテリー容量(mAh) ÷ 充電電流(mA)
で算出できる。
と思い充電器の表記を見たら8.4V 250mAh
バッテリーは8.4V 1100mAh
いやいや...8.4Vの電池を充電するのに充電電圧が8.4Vじゃあダメじゃん・・・。
■てかこいつ本当に8.4Vなのか?
ということで、充電器にテスターを突っ込んでみた。
テスターの数字は9.77V
やっぱり違うじゃねーか!!
いやいや、もしかしたら万が一にもトランス式の充電器で、無負荷時に高めの電圧が出ていのかもしれない!
ということで、こんな感じで
空中配線して充電中の電圧を測ってみたら
テスターの数字は9.6V
やっぱり違うじゃねーか!!!
こうなると出力電流250mAhってのも怪しい。てか絶対違う。
配線を変えて充電中の電流を測ってみると、数値は115~120mAを行き来している
(バッテリーは半分ぐらい充電してある状態での計測)
やっぱり違うじゃねーか!!!!
■ということで、
UMAREX G36C Competitionに付属する充電器は、9.6V 120mAであるという結果になった。
充電器の表記にある公称値とは全く異なるので、購入者同志諸君も気をつけて欲しい。
てか他の購入者のレビュー見ても付属の充電器やバッテリーへの言及ってないよね。
ケチ臭く付属の充電器を使ってる人なんていないのかもしれない。つら。
あと、UFCが販売しているこのバッテリー&充電器セットがどうやら同じものに見えるんだけど、どうなんだろう。
見た目全く同じ、バッテリーが「8.4V 1100mAh」
充電時間の「約4~5時間」というのは、公称値の出力電流250mAhで算出した時間に思える。
1100 ÷ 250 = 4.4h
本当に3000発超も撃てるんだろうか。
実際に測ってみたいんだけど、これに3000円出すぐらいならちゃんとしたデルタピーク式の充電器買うっての。誰か持ってたら試してみてください。
■結局充電時間は?
先の測定結果を計算式に当てはめると、
1100mAh ÷ 120mA ≒ 9.2h
となる。実際の電流量は120mAを少し下回るので、9時間半程度と考えて良いだろう。
■ただ、オンラインの取説を読んでみると
一連の測定後に気がついたのだが、UMAREXの公式サイトに取説PDFがアップされていた。(① ②)
こちらには8.4V 1100mAh 8hと記載がある。
個体差や環境の違いを考慮してある程度余裕を持たせてあるとしても、やっぱり少ない。
8時間だと960mAhしか充電されない計算になるんだけど、どうなんだろう。
実はバッテリーの1100mAhってのも嘘で、900mAh程度しかないのかもしれない。
いやまさか。でも十分にあり得る。
追記:
放電器を使い放電した後、満充電してみた。
8時間30分でほんのり温かくなってきて、8時間45分で40度程度になったので取り外した。
充電直後の電圧は10V。その後2時間程度放置したら9.7Vだった。
充電量としては十分だろう。
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