インドア用にG36C Competitionの初速を調整する

先日お邪魔したインドアフィールドにて持ち込んだG36Cの初速を測定してもらうと、0.2gのBB弾で91m/sの初速が出た。
箱出しの初速としては非常に優秀なのだが、フィールドのレギュレーションは90m/s未満。僅かながらオーバーしてしまい、使用することができなかった。

インドアかつ狭いフィールドだったのでMAC11とハンドガンで事足りたのだが、さすがに次回以降はG36Cも使用したいので対策を考えることに。

 

 

 
1.減速ハイダーの使用

東京マルイから発売されている「減速アダプター」を使用する方法。

「減速アダプター」は銃身先端に取り付けるだけで弾速を最大50%下げることができるツール。
14mm逆ネジ*仕様となっており、ネジが切ってあるエアガンに簡単に取り付けが可能。

しかし、G36C Competitionは海外製にありがちな正ネジ*。減速アダプターを使用するには正逆変換アダプターが必要。
変換アダプター+減速アダプターを取り付けると銃身が長くなってしまう上、コストもかさんでしまう。

そこで、別の方法を考えた。

 

2.スプリングの交換

BB弾を飛ばす空気を作り出す「バネ」を交換してやることで、初速をコントロールする方法。

電動エアガンの醍醐味とも言える「内部カスタム」を行っている人なら一度は弄る部分。
多くの場合はパワーアップを目的とするが、今回はパワーダウンを行うためにスプリング交換を行うことになる。


スプリング交換と聞いて

いやいや電動ガンのスプリング交換はそんな簡単じゃねーから!

と思った貴方。UMAREX製は大丈夫!
スプリングに簡単にアクセスできるように設計されているため、初心者でも楽々スプリングまでたどり着くことが可能。 もちろんメカボックスの分解等は不要*

スプリングが簡単に交換できることが分かったので、早速交換用のスプリングを物色。

 

■スプリングの種類

販売されているスプリングを調べると、「M80」「M90」「M100」「M110」などの型番があり、この数字がおおよそ初速に対応するらしい(かなり乱暴*

多くの場合、ノーマルの状態では「M90」に相当するスプリングが内蔵されているらしい。

マルイのG36CでもM90のものと交換して「違いが体感出来ないレベル」とのこと。つまりはM90相当が内蔵してあると。


ということは、もう一つ下の「M80」に交換すれば初速が落ちてちょうどいい感じの初速になるのでは...?

前例を調べてみると、こちらのブログがヒット(タボール格好良いなあ)

下手の横好き タボールとG36CVのスプリング交換

こちらではCompetitionの上位機種であるG36CVにライラクスの「MS80」というスプリングを使用して72.95m/sが出た模様。各個体差が大きいとはいえ、70m/s台まで落ちていればレギュレーションを超えることはまずなさそうだ。

ただ、「セミで撃つとボルトが半端な位置で止まるので撃ってて気持ち悪い」「動作もシャキッとしない」とのことで、あまり相性が良くない様子。


それならばと他のブランドを探すも、上で紹介した「守護神 SHS 不等ピッチスプリング」はM80相当品がラインナップに無いので×

となると残るは「BATONのM80スプリング」。送料無料で600円しないし、失敗しても痛くない価格。


早速Amazonでポチっておいた。届いたら装着して、テストしてみたい。


え、パーツ交換するなら真っ先にHOPパッキンだろって?だってマルイ純正パッキン売ってないんだもん(´;ω;`)

こことかここ見てると社外品でも良さそうなんだけど、やっぱり純正安定だなあと思って。
見つけ次第買うつもりではあるけど、差し当たってはインドアメインになりそうなのでHOPはあまり問題にならないかな、と思ってる。

というかあんまり色々いじりだすと泥沼にハマりそう...ピストンにシリンダー、ギア、インナーバレル、スイッチ交換、シム調整あーあーきこえなーい



*ネジが切ってある向き。
正ネジClockwise時計回り」。「逆ネジCounter Clockwise反時計回り」。
国内製品は殆どが逆ネジなのに対し、海外製品は正ネジが多いため、相互利用には変換アダプターが必要。

*「クイックスプリングチェンジシステム」というらしい。こちらのブログ参考。

*初速はスプリング以外の要素でも変わるので、他のパーツを弄ってる場合はこの限りでない。エアガンの種類によっても変動するし。

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