3年ほど前に購入したVAIO P(後継版。旧型のtype Pではない。)
主に持ち運び用途として購入し、自宅でも気軽に使えるだろうと目論んでいたのだが、スペックの低さも相まって、思わず窓から捨てたくなるもっさり加減。
これまで何とか騙し騙し使っていたが、そろそろ堪忍袋の緒も首の皮一枚で繋がっている状態だ。
何とかこいつを生き返らせて、昨今のタブレット人気を逆行してやりたい←
ということで、まずはVAIO Pについて簡単にまとめてみる。
コンピューター、プログラミング、モバイル、ガジェットなどエレクトロニクス分野を中心にネタを提供するウェブサイトです。最近は中国ネタにも注力中。かつてはHWD15向けのAndroidアプリ「HWD15 Status Notifier」を作ってたりしていました。
3年ほど前に購入したVAIO P(後継版。旧型のtype Pではない。)
主に持ち運び用途として購入し、自宅でも気軽に使えるだろうと目論んでいたのだが、スペックの低さも相まって、思わず窓から捨てたくなるもっさり加減。
これまで何とか騙し騙し使っていたが、そろそろ堪忍袋の緒も首の皮一枚で繋がっている状態だ。
何とかこいつを生き返らせて、昨今のタブレット人気を逆行してやりたい←
ということで、まずはVAIO Pについて簡単にまとめてみる。
■簡易スペック
AtomといえばEeePCを皮切りに流行ったUMPC(ウルトラモバイルPC)に多く導入された低消費電力CPUだが、その分処理能力がトレードオフになっており、VAIO Pのもっさり感発揮にも多大に貢献してくれている*。
ただこれでも頑張って最上モデルAtom Z560 (2.13 GHz)にしたわけで。店頭販売モデルなんてAtom Z530 (1.6GHz)。想像しただけでもゾッとする。
VAIO Pの動作の遅さについてはこちらのレビューを見れば分かるが、「最新モデルの最上位機でさえ、使うには割り切りが必要だ。」と評される始末。ほんと、店頭モデル買ってたらどうなってたことやら。
SSDもSATAと書いてあるが、チップセットのUS15XがPATAオンリーなのでmSATA→PATA変換してあるという罠。もっさり感マシマシ。
てか今どきPATAて。...んなこと言ったら今どきDDR2ってのもアレか。
■付属品
■改善策を考える
VAIO Pへの愚痴はこれぐらいにして、改善策を考えてみる。ハード面での拡張性はゼロなので、OSに手を加えるしかない。
以上の方法が思いついた。最も現実的なのは、Linuxの導入。高機能なものから軽量化に特化したものまで、数多くのディストリビューションがあるのが魅力だ。
現状の用途を考えると、ほとんどがブラウザ上で完結するので、Windowsとの互換性に拘る必要もない。インストール時に指定すればデュアルブートも可能なので、いざというときに困ることもないだろうし。
加えて、EeePCでUbuntuを導入していたこともあり、自分の中でのハードルもさほど高くない。
ということで、VAIO Pに軽量なLinuxをインストールし、快適なブラウジング環境を手に入れようと思う。
え?SplashTop?何それおいしいの?(白目)
■ディストリビューションの選定
ということで、差し当たってはほどよい軽さと使いやすさを備えてそうなXubuntuでトライしてみることにする。ただしXubuntuで不具合があるようなら次点のLubuntuに切り替えることにする。
どちらも駄目だったら...Linux Mint(Xfce)かKubuntu(KDE)を放り込むか、諦めよう(弱気)
とここで残念だが時間が切れてしまったので、続きは次回に持ち越したい。
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*最近ではデルの新タブレット「Venue 8 Pro」の発表で目にしたが、この新しいAtom Z3000シリーズはパフォーマンス面を見なおしたようで、Windows 8.1もサクサク動くらしい。
*しかもUnityって操作性悪すぎて嫌い。Wikipedia見て合点がいったんだけど、どうやらタッチパネル用に特化したUIみたいね。そりゃマウスじゃ操作しづらいわ。
Seki 返信
はじめまして、
MS創業者、ゲイツさんのXp終了宣言以来、Ubuntu6.10に切り替えました。つまり2007年以来、ウインドウズは使っていません。
9.10までUbuntuでしたが、10.04からUnity(アイコン仕様)が入り、事務処理には不向きとなったために、LinuxMint12-Lisaに切り替えました。なんの違和感もなく、切り替えられました。
以後、LinuxMintも様々な仕様に分化発展しました。事務用コンピューターとしてはLinuxMint-MATE、現在16Petraが最適と感じております。
ただ残念なことに、日本ではMSのOS攻勢もあってUbuntuは多くのサーバーがありますが、LinuxMintはわずか一個ですよね。Torrentでダウンロードするならなんの問題もありませんが。
ゲーム主体ならウィンドウズ、画像や事務ならLinuxMintですね。
ただ、はがき印刷は出来ません。
takeru 返信
Sekiさん、コメントありがとうございます。
LinuxMint、非常に良さそうですね。
結局Xubuntuもダメだったので、念のためLinuxMintも調べていたのですが、軽量でありながら必要十分な機能を備えており、UIの選択肢も多いので非常に魅力的です。
現在のLubuntuも細々と不満があるので、乗り換える選択肢も残しております。今の所、横着してそのままですが
Linuxはその立ち位置上どうしてもある程度ユーザーに問題を解決することを求められますので、なかなか広く普及してくれないのが悩み所だと思います。
ユーザーが増えれば増えるほど有益な情報も増えるので、各ディストリビューションとも更に普及が進んでくれればと思っております。
私はどうしても「対応OS:Windowsのみ」の文言が怖くて脱Windowsしきれていないのですが、工夫次第でLinuxオンリーでも殆どのことをこなせる事が分かったのは大きな収穫でした。
新しいOSを出す度にハイスペックのPCを要求するWindowsと、Pのスペックに合わせてディストリビューションが選べるLinux。それぞれ一長一短はあるものの、ユーザーの事を考えると、あるべき姿は後者のような気がしてなりません。
Linux熱が残っているうちに、また何か触ってみたいと思います。
押し入れで眠ってるEeePC901が仲間になりたそうにこちらを見ているような気がしますので、久々に引っ張り出してきてLinuxMintを試してみようかなと思案中です。ハードウェアの制約が多いので、上手く行くかは未知数ですが。
何かしら進展がありましたらブログを更新いたします。
Seki 返信
EeePcですか、私はAcerAspireOneの同様ノートを持っていました。
立ち上げにnoapic追加が必要かも知れません。
最近のLinuxMintは容量が大きく(Petraは1.3GB)、それなりのメモリー及びディスク容量も必要ですから、動いてくれないかも知れません。
ご無事を祈ります。
takeruからSekiへの返信 返信
コメントありがとうございます。
昨晩EeePCにLinuxMintをインストールしたのですが、再起動後に立ち上がらず立ち往生してしまっておりました。
noapic追加がカギとのご助言、ありがとうございます。トライしてみたいと思います。
Sekiさんのオススメの通りMATE版が最も使いやすく気に入っていたのですが、なぜかMATE版のみタッチパッドが認識されなかったため、泣く泣くCinnamon版を導入した次第です。
Lubuntuと比べ設定周りやメニュー関連が便利になっており、軽さと使い易さのバランスの良さが印象的です。
ご指摘の通り、EeePCはメモリーこそ2GBに換装しているものの、内蔵SSDが4GB+8GBと非常に乏しく、何とか8GBの方にインストールしている状態です。
我ながら苦笑してしまう環境ですが、こういう苦労・工夫もLinux弄りの醍醐味と捉えて頑張ります(笑)
理想を言えばまだスペックに余裕のあるVAIO PにLinuxMintを、カツカツのEeePCにLubuntuを使用した方が適切な気がしますね