前回は外観だけでしたので、早速本体の電源を入れてみたいと思います。
液晶画面下の電源ボタンを押すと電源が入ります。
「G NETBOOK」というロゴの起動画面(BIOS画面?)が数秒間表示されます。
その後、しばらくするとシンプルなインターフェイスが表示されます。
このように、起動したらさっそくメニュー画面になります。
画面下の各アイコンをポイントすると、上の大きなアイコンが変わります。
起動直後には下段の一番左「インターネットサービス」が選択されており、Firefox、Email、メッセンジャークライアントが表示されています。
メーラーはSylpheed。チャットクライアントは私も知ってるPidginが入っています。
ああ何となくLinuxっぽいなぁと思いつつ、色々と見てみます。
「エンターテイメント」にはペイント、Flashプレイヤー、メディアプレイヤー、画像ビューア。
ペイントはrgbpaint、メディアプレイヤーはVivi Playerが、ビューアはGQViewが入っています。
「ワーク」にはテキストエディタ、エクセル、PDFビューア、辞書ソフト、電卓、カレンダー。
テキストエディタはAbiword 2.4。辞書ソフトはStardictでPDFビューアはePDFView。
「システム」にはファイルマネージャー、デスクトップ&言語設定、アップデート。
ファイルマネージャーはPCMan File Managerです。
「設定」はワイヤレス設定、ネットワーク設定、サウンド、日付となっています。
言語設定欄には当然ですが中国語2つと英語しかありませんでした。
画面右下には時計の他にワイヤレスや充電のアイコンが表示されています。
左下の電源アイコンから終了や再起動ができます。
ちょっと長くなってきたので続きをどうぞ。
さて何か触ってみましょうかね...。FireFoxでブラウジングしてみますか。
とその前にワイヤレスの設定画面からアクセスポイントに接続する必要があります。
このように周りのアクセスポイントが表示されます。
WEP/WPAにも対応しているようで、暗号キーを入力すれば簡単に接続できました
後はFireFoxを起動すると...
おお!表示されました。フォントが中国語のせいか文字は見慣れませんが
ちなみに、実際のところはFirefoxではなくBon Echoが入っています。確かα版のFireFoxでしたっけ?
軽い動作を求めて旧バージョンのものを入れてるんでしょうかね。
ネットは結構簡単に動きたので、次はファイル操作を見てみます。
ファイルマネージャーを開くと、My Documentというフォルダが表示されます。
これはメーカーがわざわざ作ってくれたフォルダのようですね。
で、問題なのが...このフォルダにしかアクセスできないんですよ
厳密にはSDカードやUSBドライブを挿入したらmediaというフォルダもアクセスできますが、多くのファイルやフォルダは隠しファイル(hidden)となっていてアクセスすらできません。
ええーーー...
まあいっか、と気を取り直して色々触っていると・・・アップデート画面にバージョン情報がありました。
「Vannov System Release 0.2.0 2008-11-27」とあります。
これを手がかりに...と思いましたが、残念ながらネットで探しても一切の情報はありません...
リリース日が新しいわりに一切情報が無いとすると独自のシステムの可能性もありますね。
クレジット画面には作者と思しき「Simon H」の文字とメールアドレス、そして「www.vannow.com」というURLが記載されていますが、URLは無効のようです。
うーむ。
とりあえず動かしてみたものの、このままでは英語環境でいくつかのソフトが動くだけのマシンに過ぎません。
日本語入力環境は無いわソフトは限られているわで使いにくいことは確かです。
今のところ触れるのはこれぐらいと判断して、次から少し情報収集をしてみたいと思います。
瑠璃 返信
まぁ色々とツッコミどころ満載なようで、わくわくしますな。
価格も含めて、それなりに遊べるマシンなら欲しくなりそうです。
takeru 返信
ツッコミどころも満載ですし、遊べる度合いも頑張り次第では高くなりそうです。
よりマトモに使えるようにするためには結構時間が掛かりそうな感じですが