「EPC」:情報を集めてみた

情報集めをしていると結構色々と分かりました。あまり芳しくない方向で、ですが嫌な感じ


まず「Vannov」で検索して唯一ヒットしたのがこのページです。ギリシャ語です。分かりません(汗)

ただ、嬉しいことにメーカーのURLが記載されていました。これでスペックが分かります。


090308_spec.png

090308_spec2.PNG


・・・CPUは「MIPS32」だし、その上OSは「Linux embeded」って書いてあるYO!(汗)
もしかして、もしかすると組み込み式?・・・OS書き換えられるのかなぁ...。
とりあえず厚かましくメーカにはダメ元で質問メール送っときますけどRazz


この時点で既に嫌な予感バリバリです・・・

 

 

ま、まあ、気にせず・・・次はCPUの「Ingenic JZ4730」で検索してみました。
ここでOEM品?が結構詳しく解説されてるのを発見!Very Happy
貴重な日本語サイト。そしてデータシートへのリンクまで紹介されています。

PC互換ではないのでNetbookというよりは懐かしのHandheld PCという感じで、Linux が動作するようです


CPUについてのリンクもあるので先をたどるとこんな感じで紹介されていますね。

090308_ingenic_jz4730_block.jpg


紹介によれば、MIPSベースのSoC(system on chips)で、Linuxに対応しているのが大きな特徴のようです。
(メーカーサイトのスペック表でもMIPSの表記がありましたし、OSもLinuxですね。)
ちなみに、ワンチップなことから姉妹品は多くの中国製PMPに採用されているとか。

MIPSっつーとPDAのCPUとしてよく聞く名前ですね。WMのソフトとかで見たことがあります。
DSやGBA、WM関係で言えばW-ZERO3にも使われてるARMと同様の認識でいいのかな?
どちらも小型端末用のCPUみたいな感じですかね?


また、このノート、同一モデルでWinCE版もあるようですね。
筐体は同じだそうですがWinCE版はARM系のCPUで構成が違うようです。

そういえばカタログの一番最後に「WIN CE operation system」の製品が書いてあったような...

090308_vannov.jpg

多分これのことじゃないですかね?今回の製品。微妙にスペック違うしOSも別だけどConfused


あと、質問メールの返事来てました。はい、ダメ押しです。
「このハードはx86のアーキテクチャとは違うから、他のOSを起動することはできません」だそうです...。


メーカースペックや説明、カタログから、こいつは少なくとも汎用マシン(x86)ではなく、組み込み用のデバイスだという線が強いという結果になりました。
というかもうビンゴだと思います。多くの証拠がその事実を示しています。


つまり、汎用マシンにおける「Linux」とは違って、そのハード専用に開発されたLinuxということで、いわゆるWindows(XPなど)とWindowsCE(WM)に互換性が無いのと同様の関係なわけですね。

ううむ、ということは、WindowsMobileのOSを入れ替えることができないのと同様に、こいつのOSの入れ替えもまず難しいとSad

もし手を加えるとしても、その個体単位での改良ぐらいですかねー。


ということで、当初の淡い期待は思いっきりブチ破られてしまったような・・・。
仕方がないので情報を集めつつ、個体での改良を進める方向も考えてみたいと思います。

OSの入れ替えが無理だとしても、面白いハードには違いないですからね。
何とかして遊べるぐらいにまでは手を加えてみたいです。

コメント(14)

瑠璃 返信

本当にツッコミ処満載ですなw

まぁ、価格といじくれる余地によっては十分遊べるブツではありそうですよね。

●日本語入力環境が導入できるのかどうか
●動作時間(ACのみだったら逆に神w)

ですかね。価格以外では。


それさえなんとかなれば、携帯電話の補完としては十分に活躍できそうですよね。


あ、マルチメディアプレーヤー(精々音楽程度だと思いますが)として考える場合は、
そちらの方の使い勝手も評価対象でしょうかね。

スイカップ 返信

日本語化ができれば、かなり面白そうですね。
同じく価格によっては・・

takeru 返信

はじめにC7-Mなんて情報を拾ってなければもう少し冷静に現実を見れるのですが…
結果が結果だけにちょっとガッカリした感は否めませんね

ま、LinuxですのでWinCEと比べたら手を加えることは楽だと思います。

>日本語化
やはり日本語入力・表示が一番の関門でしょうね。何とかなれば形勢はかなり逆転するのではないかと期待してます。
というか今はこれの解決に全勢力を集中しています。初心者ですのでなかなか進みませんが・・・

>動作時間
一応「3.5時間」と公表値は出ていますが、一度実測でもどれぐらい持つかも試してみたいですね。
Wifiをオフにする設定が見当たりませんが、切れたらもっと持つのではないかと。

>マルチメディアプレーヤー
音楽と画像は確認しています。動画も簡単なフォーマットなら再生できたような。
と、メーカーサイトに書いてありましたね。

Photo Format .gif .jpg .bmp .tiff .swf .jpeg .png .pcx .psd
Audio Format MP3, WMA ,WAV, AAC, AC3
Video Format .avi .mpeg .mp4 .asf .swf .wmv .3gp .amr .divx .ogg .mov
Flash Player compatible with ADOBE Flash 6.0

ただ、ソフトの使い勝手は・・・微妙です

>価格
これも大きな要因の一つですよね。
あのギリシャのフォーラムにあったショップでは「139 euro = 1.73033575 万円」でした。
もう一押し!と言いたくなります。この値段でも納得できるまで鍛え上げられればいいのですが

瑠璃 返信

>価格
日本でもこのレンジで入手できるなら、ポテンシャル次第では非常に魅力的に映りそうですね。

『DSLクラス~PSPクラスの価格なら…』な願望がありましたので。

先行販売辺りで、その辺りの解析職人さん達に渡れば、非常にワクテカ状態になりそうな気もしますね。

のりんむら 返信

Windows95とかだったらまともに動きそうですね・・・
私のWin95マシンは
Pen-133 Memory:64M
とかでサクサク動いてますので(^^;)

瑠璃 返信

のりんむら さん

詳しくないのでよくわかりませんが、Win95は難しいかと。
MIPSとx86系では随分違いがありますし。
このCPU(MIPS系)だと、良くてWinCE(WM)止まりだと思う。
Nintendo64やPS1、PS2、PSPがMIPS系だし…


これのCPUだと、PSPのCPUに近い性能じゃないかな?
http://ja.wikipedia.org/wiki/MIPSアーキテクチャ

takeruからtakeruへの返信 返信

2,3行目の面白そうですね。約2.2万円でこのスペック。

C7-M 1.2GHz/1GB DDR 533 MHz RAM/7-inch TFT/ 30GB HDD/2USB IN/DVI-1 PORT/20Min LI-ION Battery

20分しか持たないバッテリーは見なかったことにして

こちらはx86系なので苦労する心配もなさそうです
(公式サイト:http://www.sylvaniacomputers.com/products.php)

瑠璃 返信

>20分しか持たないバッテリーは見なかったことにして
確かに面白いですよね。
UPSとして見て、据え置きで使うくらいしか出来なそうな感じですが…(^▽^;)
無理に持ち歩こうとすると、立派な外付けバッテリーが必要になり、
EeePCを買った方が良い結果になりそうな…(^▽^;)

ひぐらし 返信

MIPS系ならWindowsCE載せられれば楽しそうなんですけどねぇ。。。
OSの単品売りは無いから無理かな?

CE動けばえみゅ系で楽しめそうなんですけどねぇ

匿名 返信

http://ajaxime.chasen.org/

とりあえずブラウザが動くなら↑のブラウザさえあれば日本語を
入力することが出来るWebベースの日本語入力サービスを利用してみては

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