久しぶりに...HONGKONG

長いこと私用で7MCを更新できていなかったのですが、その厄介事も終わり、ようやく自由な時間を取ることができました。
皆さん、お久しぶりです。

長い時間のせいで私の趣向も変わってしまい、今後の方向性がまたまた分からなくなりそうですが、気にせず今後は超個人的なことを書くことになりそうです。


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さてさて今回は、いくらか前にひぐらしさんのブログでも取り上げられた、HONGKONG2.52号についての記事を書きたいと思います。

遡ること数ヶ月前・・・(以下ひぐらしさんと同じ)

何やかんや連絡があって、サンプルとしてはるか昔私が作ったホンコン2号をお貸しすることになりました。

2号はまだまだ基盤も大きく、電池orAC電源で、拡張もできなかったため古い物でしたが、初めて作った電子工作でもあったので思い入れのあるものでした。

当時、ホンコンで使えるPCI/PCMCIA拡張カードを探すために動作するホンコンが必要だったようで、今回HONGKONG2.52号と同時に届いたこれらの拡張カードたちは無事その互換性チェックを通り抜けた製品たちなのでしょう。

今回は内蔵パラレルポートを使いましたが、機会があればこれらの増設ポートでも動作するかを試してみたいと思います。

はい、こちらがパッケージになります。

HONGKONG2.52

なかなかいい感じのパッケージに仕上がっていますね。「Buckuptool」は見なかったことにします(笑

中身はHONGKONG2.52号本体と説明書、付属CDです。このCDに拡張カードのドライバも入っています。

Contents

とりあえず手元にあったSFCカセットを用意します。

Game casette

超代表的な作品ですねVery Happy


プリンタケーブルとUSBを繋いで、カセットを差します。高輝度LEDが眩しすぎるぐらい光り始めます。

Plug in and go!

これで準備完了です。

そして付属CD内のクライアントソフト「WinHongKong」を起動します。
この際、Vistaの場合は管理者権限を与えないとソフトが起動しないので注意してください。

WHK

カセットがきちんとささっている場合、「タイトル」の所にゲームタイトルがきちんと表示されると思います。
この表示がおかしかったり、化けている場合はカセットを差し直したり、洗浄してください。
ひぐらしさんの記事のコメントを参考に、歯磨き粉を使ったら綺麗になりました。

上手く認識したら「ROMの吸い出し」をクリックします。
LEDがチカチカ点滅を始め、プログレスバーがいっぱいになったら吸い出し完了です。

WHK2

下の方に「チェックサムNG」と出たら失敗です。
カセットを指し直し、再度吸い出し直してください。

WHK3

上手く行ったら「チェックサムOK」と出ます。これで吸い出しは完了です。
WinHongKongと同じフォルダにsmcファイルが出力されていると思います。


試しにzsnesで開いてみました。

Chekcsum OK!

このようにチェックサムもOKです


こんな感じでエミュレーターの動作もばっちりです。

All ok!


久しぶりに見たホンコンは小さいしUSB給電だし拡張もできるしいいですね。
ぜひともFC、GBなどの拡張アダプタも販売してほしい物です。

昨今の著作権がらみの法整備もありますし、ひぐらしさんのいう「清く正しいアングラ」を心がけることは大切です。
中華PMPなどでオールドゲーム達を遊ぶ機会もあると思いますが、こういう時にHONGKONG2.52号(と拡張アダプタ)があれば多くの種類のゲーム機をカバーできます。

ちなみに、説明書にもあるWinHongKongのポート設定が難しかったので追記しておきます。

まずデバイスマネージャーを開き、「プリンタポート」のプロパティを開きます。

Device Manager

そして「リソース」タブを開き、「リソースの設定」項目にある「I/Oの範囲」を見ます。

Check Resource

私の環境では「0378 - 037F」とあるので、これをメモします。
(説明書にもある通り、ここが複数の場合はどちらもメモしてください)

そしてWinHongKongのフォルダにある「winhongkong.dat」をテキストエディタで開きます。


PORT1 FFF8
PORT2 FFF9
PORT3 FFFA


などと記述があると思うので、まずPORT1に先ほどメモした「0378」を記述します。


PORT1 0378
PORT2 FFF9
PORT3 FFFA


そしてPORT2、PORT3には順に一つずつ数字を増やした値を入力していきます。


PORT1 0378
PORT2 0379
PORT3 037A


これで完成です。
注意としては、16進数を使って記述する必要があるということです。

つまり、7、8、9の次は10ではなく、Aと入力します。


10→A
11→B
12→C
13→D
14→E
15→F


この法則に従って入力すれば、WinHongKongのポート設定も楽チンで行うことができます。

コメント(2)

ツボック 返信

こんばんは、ツボックです。
いや~、本当に久しぶりです。お元気そうで何よりです。(*^-^*)
ひぐらしさんの所でも書きましたが、ホンコンについては
検証メ-ルにて書かせてもらいます。
とりあえずは、タケルさんが生きててよかった~。(^o^)/~~~

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