AmazonとTMGの契約が切れて置き配が使えなくなった

J-CASTニュースによると、Amazonのデリバリープロバイダとしていつもお世話になっていたT.M.Gが契約を切られたらしい。

アマゾンジャパンと、提携する配送会社の間に、契約をめぐるトラブルが発生していることがわかった。

問題となっているのは、「T.M.G」(大阪府茨木市)。複数の関係者によれば、T.M.Gはアマゾンから契約解除を通達されたという。現場のドライバーなどの間では混乱が起こっている。

J-CASTニュースの取材に応じたT.M.Gの元社員によれば、今年7月ごろからそうした話が社内で噂されるようになり、10月15日で完全に契約が切れるという。

アマゾンと配送業者に契約トラブル、ドライバー悲鳴 「この配送センターはつぶれます」「いきなり無職に」

確かに10/13~14のプライムセールで購入した商品は全てヤマト運輸による配達だった。

その後10/17に追加で購入したものもヤマト。これまでは積極的に「Amazon配達」が選択されていたのに真逆の動きである。

 

 

喜んでばかりはいられなかった...

Amazonのデリバリープロバイダといえば当初からあまり評判のいいものではなく、配達員の質や再配達の対応の悪さなどが話題になった。

独自のノウハウがないためGoogleマップに釣られてお隣さんに配達されたこともある(大手と同じクオリティを求めるのは酷ではあるが)

「全ての注文がヤマト発送になるなら品質は上がるのでラッキーなのでは」と思ったのだが、思わぬ所に落とし穴があった。

 

置き配、ポスト投函してくれない

Amazonでヤマト発送の場合は全荷物が宅急便扱いになってしまうようで、ポストに入るようなプチプチの薄い封筒まで不在票を入れて持ち帰り。手渡しじゃないと受け取れないのだ。

これまでデリバリープロバイダ発送だと「ポストに入るならポスト投函、入らないなら玄関先に置き配」という柔軟な対応だったのだが...まぁハンコやサイン前提の宅急便でその対応は難しいのは分かる。仕方がないけど置き配に慣れてしまった身としては不便に思えてしまう。

 

コンビニ受取かPUDOに切り替え

良いこともあった。これまでAmazon&ヤマト配達の場合はクロネコメンバーズから「受け取り日時の変更」はできたが「受け取り場所の変更」はできなかった。

今回再配達ついでに試してみたら、近所のPUDOボックスに変更することが出来るようになっていたのだ。

これは大変嬉しい。もちろん従来通りコンビニ受取も可能なのでコンビニへ取りに行くことでも対応は可能だ(うちの地域ではずいぶん前にセブンイレブンが対象外になったので不便ではあるが)。

可能なら封筒サイズの荷物ぐらいはポスト投函にして欲しいところだが...やむを得まい。以前は日本郵便のゆうパケットでもポスト投函してくれていたはずなのだが、最近はヤマトばっかりになってしまった。

Amazonとヤマトといえば2017年に配達料で揉めた結局値下げしたりしていたが、ここにきてまたヤマト一強の状態に戻るとは思わなかった。すぐにAmazon自前物流に切り替わるとは思うが。

 

怪文書が出回る

ちなみに真偽不明ながら、TMGが契約を切られた理由は「TMG側に不正があった」という怪文書が出回ったらしい。

TMGの不正は、以下の通り。

・Amazonから配送ドライバー個々人へのコロナ慰労金(正式な名称は不明)を下請業者に渡さず、丸ごと独り占め。(もちろん、配送ドライバーには渡されない)
・荷物の仕分けなど内勤業務にかかる経費を、Amazonからはもらいながら、下請業者には渡さず、配送ドライバーに無償で仕分けをさせていた。
・配送ドライバー1日の金額を大幅に中抜きし、Amazonには中抜きの金額を過少報告していた。

【今日のニュースから】TMGが資金着服でAmazonから契約解除され、下請け2,500人が路頭に迷う?|NOBODY:PLACE

あくまでも真偽不明なので詳細はリンク先を確認してほしい。

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