新型コロナウィルスの影響で在宅勤務やテレワークが増え、Webカメラが品薄になっているようだ。
我が家には安カメラ代表であるロジクール C270nが余っているが、今から新たに調達するとなるとなかなか手に入らない。それなりの数が必要となると余計に。
そんな時に役立つのがiVCamというアプリ
iVCam - Use mobile phone as a PC webcam | E2ESOFT
このアプリ、何とスマホのカメラをWebカメラとして使えてしまう超便利アプリなのだ。
コンピューター、プログラミング、モバイル、ガジェットなどエレクトロニクス分野を中心にネタを提供するウェブサイトです。最近は中国ネタにも注力中。かつてはHWD15向けのAndroidアプリ「HWD15 Status Notifier」を作ってたりしていました。
新型コロナウィルスの影響で在宅勤務やテレワークが増え、Webカメラが品薄になっているようだ。
我が家には安カメラ代表であるロジクール C270nが余っているが、今から新たに調達するとなるとなかなか手に入らない。それなりの数が必要となると余計に。
iVCam - Use mobile phone as a PC webcam | E2ESOFT
このアプリ、何とスマホのカメラをWebカメラとして使えてしまう超便利アプリなのだ。
「皆が持ってるスマホ、カメラ付いてるでしょ?それを使えばいいのよ」ということになる。確かにそうだ。
わざわざPCに繋がなくてもスマホ単体でビデオ通話できるならそれで済むんだが...まぁとにかく試してみることにする。
まずは公式サイトからアプリをダウンロードする。
スマホアプリはQRコードを読めばPlayストアかAppストアに飛ばされるのでそのままインストール。
「開く」をタップするとアプリが起動する。
PC側のセッティングがまだなのでこの画面のまま進まない。しばらくこのまま置いておく。
PC側のアプリは公式サイトの「Download for Windows」ボタンをクリックする。
PCアプリのダウンロードが遅い時は「Mirror Download」を試してみるといい。
インストールファイルがダウンロードできた。
「iVCam_x64_v5.3.0.exe」を実行するとインストールが始まる。
日本語を選択して「OK」を押す。
この後ひたすらインストールの画面が出るが全て「次へ」と「インストール」を押す。
この画面が出たらインストール完了。
そのまま「完了」を押してインストールを終了し、アプリを起動する。
Windowsファイアウォールの警告が出た場合は「アクセスを許可する」を選択。れでアプリが起動する。
iVCamのアプリが起動したらすぐにスマホカメラの映像がそのままPCに表示された。
(とりあえず手元にあったGPD XD Plusを映してみた)
遅延も少なくカクツキもない。スマホ側を見てみるとこちらにも同じ映像が表示されている。
↑これがスマホの画面。
右上のカメラアイコンをタップすればインカメラに切り替えることが可能。
その他、色の調整やフラッシュに設定などが可能。右下のアイコンは録画と写真撮影。
まだ「スマホカメラの映像をPCで見る」ことしかできていないが、実はもうWebカメラとしても動作している。
例としてSkypeの設定画面を開いてみると、ビデオ デバイスの一覧に「e2eSoft iVCam」が表示されている。
これを選択すると先ほど見ていた映像がそのままWebカメラの映像として表示される。
インストールするだけで初めからWebカメラとして認識されているのである。超便利。
細かい設定は右下の「三」アイコンから可能。
「にオーディオを再生」メニューからスマホのマイク音声をPCに転送することが出来たり、「設定」を選ぶと画質や映像サイズを変更することができる。
初期設定では画質や解像度が低くあまり綺麗に見えなかったので調整してみるといい。
あまり大きくし過ぎると映像がコマ送りになってしまうので各環境に合った最適の設定を追求してみてほしい。
(無償版には制限あり、ページ下部参照)
このアプリを使用するにはPCとスマホが同じネットワークに接続されている必要がある。
例えば、当方の環境ではPCは有線で、スマホはWiFiで同じルーターに接続している。
もしルーターがない場合やPCもスマホも何にもつながっていない場合はUSBケーブルで接続する方法が紹介されている。
iPhoneの場合はiTunesが必須、Androidの場合はUSBデバッグをオンにする必要がある。
公式サイトにはQ&Aなどいろいろな情報が載っている(英語だが)。
細かい説明が書いてあるページには機能説明の他にも無償版/有償版の違いについても記載がある。
今インストールした無償版は左上に「iVCam」のロゴが出続けるほか、何回か使っていると中央に「TRIAL」の文字が出たり、解像度が640×480に制限されるようだ。
本格的に使用するならここから有償ライセンスを9.99ドルで購入できる。
5ライセンス以上購入する場合は割引もあるようで、5個カートに入れると45ドル(4.95ドル引き)、10個カートに入れると90ドル(9.9ドル引き)になった。
「結局金が掛かるんかい」と言いたくなるが、値段的には新しくWebカメラを買うより安く済む。
しかも永年ライセンスなので追加費用は一切不要。スマホを買い替えても使える(お古のスマホを固定カメラにもできる)と考えると悪くない。
1ライセンスあたり1台のPCで使用可能で、アンインストールすることで他のPCにライセンスを移動することもできるようなので、一つ持っておけば幅広いシーンで活躍するとは思う。
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