エラーログを探す

こういう時、大抵エラーログが出力される。

エクスプローラーを開いてアドレスバーに「%TEMP%」と入力してテンポラリフォルダを開くと、MSI****.logというファイルがあった。

開いてみると「Error 1920. Service Dell TechHub (DellTechHub) failed to start.」というエラーが出ている。

どうやらサービス開始したいが権限が足りていない様子。

　

Dell TechHubは見つからず

Dell TechHubというのがサウンド関係のサービスということは分かったが、当該PCにはインストールされていない。

折角のヒントも役に立たない...と落胆しながらエラーメッセージでググってみたら5chの書き込みが見つかった。

6月頭くらいにSupportAssistがversion upしてからエラーで動作しなくなったので、今週頭に電話した。
電話では解決できなかったけど、サポ担当者の操作をヒントに自力解決したので書いとく。

解決方法: .NET 5 をインストールしてSupportAssistLauncher.exeを再実行

同じことをやった人がいたようで、Windowsのイベントログを見ると確かにそれっぽいエラーが出ていた。

　

.NET 5のランタイムをインストール

ということでエラーメッセージに書いてあったリンクから.NET 5ランタイムのインストーラをダウンロード。

真ん中の「デスクトップ アプリを実行する」の「X64 のダウンロード」からwindowsdesktop-runtime-5.0.17-win-x64.exeをダウンロードしてインストールした。

インストールしたバージョンを参考のため残しておく。

　

インストール成功、SupportAssistも起動した

.NET 5ランタイムのインストール後、SupportAssistのインストーラを実行。

拍子抜けするぐらい簡単にインストールが完了し、SupportAssist自体も無事起動した。

　

実は.NET 5のサポートは終了している

20年近く使われてきた.NET Frameworkを置き換える形で生まれた.NETシリーズだが、ライフサイクルが変則的になった。

Ubuntuなどでもよくある、サポート期間が18か月の短期版と3年の長期版(LTS)とが交互にリリースされるようだ。

上の図のとおり、.NET 5は18か月の短期版で、しかもその期限は2022年5月8日にもう切れている。

開発者泣かせの仕様であることは認めるが、既にサポートが終了した.NET 5を使い続けてるのはどうかと思うぞDell...頑張って更新してね。

あとエラーメッセージはちゃんと書いて。「再起動して」だけじゃ何も分からん。