<イキってReFSなんて使わなければよかったシリーズ第2弾>
前回、急に認識しなくなったReFSのHDDを丸ごとリカバリした事件から約3年後・・・。
実はこのWin10マシンにはもう1つReFSフォーマットの内蔵HDDがあった。
主な用途はnasneで録画したデータの保管庫。
すぐ容量がパンパンになってしまうので、PC TV Plusを使ってPCのHDDに移動しているのだ。
Win10のサポート終了に伴いWin11マシンに引っ越し
2025年10月にWin10の通常サポートが終了したことにより、Win11のマシンを新たに組んだ。
丸々新しく組んだのだが、倉庫用HDDは使いまわしが効くのでそのまま移植することに。これが失敗だった。
というのも、PC TV Plusの録画データは著作権の関係上「そのマシンでしか見れない」。
ファイルを勝手に移動してもダメだし、HDDのドライブレター変更すら許されない(SeeQVault対応品を除く)
なのでHDDをそのまま移植しても、Win10マシンで取り込んだ録画データを新しいWin11マシンでは見られない。
知ってたけど、ほかにもデータがあったから一時的に新PCに接続していたのだ。
ReFSのHDDをWin10マシンに戻すが...
これじゃあ録画データ倉庫用HDDとして全く意味がないので、仕方なく当該HDDをWin10マシンに戻す。
電源ONにする。
・・・「ドライブ E:をフォーマットする必要があります。」
あれ、認識しない。終わった。まさかHDDが壊れたか?
と思いWin11マシンに戻すとちゃんと認識する。
・・・何が起きてる?
ReFSのバージョンという罠
ReFSにはバージョンがある(実はNTFSにもあるが、WinXP以降ずっと同じなので普段意識しない)
Win10はReFS 3.1 ~ 3.5まで、Win11は最新の3.14まで対応しているようだ。
試しにWin11マシンで下記コマンドを叩き・・・
fsutil fsinfo refsinfo <ドライブ名:>
当該HDDのReFSバージョンを調べてみると

このHDDのReFSバージョンは最新の3.14になっていることが分かった。
いやいや、このHDDは普通にWin10マシンで使えていたんだぞ。
というかWin10マシンでReFSにフォーマットしたんだし。
であれば高くても3.5までしか行かないはず。
なんで勝手に後方互換性が失われるようなバージョンアップが行われてるんだ・・・?
新しい Windows バージョンで読み書き可能な状態でマウントすると、その Windows バージョンの ReFS バージョンに自動的にアップグレードされる。
山市良のえぬなんとかわーるど(アーカイブ): 【覚書】ReFS の最近のバージョン
あ、勝手にアップグレードされるのね・・・終わった・・・。
Win11マシンに接続したことで、勝手に当該HDDのReFSバージョンが最新の3.14まで上げられてしまったようだ。
(レジストリ設定で勝手に上げないよう制御できるらしいが・・・後の祭り)
こうなると復旧は難しい
Win11マシンではHDDを認識するのでファイル自体にはアクセスできるが、このファイルは著作権保護によりWin10マシンでしか再生できない。
がWin10マシンではもうHDDが認識しない。認識できるようにするにはHDDを再フォーマットするしかないが、それをするとデータも失うことになる。
「Win11でファイルだけ救出→HDDをNTFSフォーマット→救出したファイルをWin10マシンにしれっと再配置」すればWin10で動く可能性もゼロではないが、めちゃくちゃ著作権に厳しいPC TV Plusがそんな大きい抜け穴を残している可能性は低いだろう。
PC TV Plusの縛りで「構成を一切変えずに使い続けるしかない」のに、ReFSのバージョンアップによって「HDDをフォーマットするしかない」状況に陥ってしまった。
幸い録画データはそこまで重要ではないのできっぱりと諦めてオールクリアすることに。
こういうときは諦めも肝心。というか諦めるしかない。
録画データはきちんと移動しよう
PC TV Plusは2台のPC間で録画データの移動が可能なので、面倒くさがらず正規の方法で移動しよう。
(ネットワーク経由なのでめちゃくちゃ時間がかかるけど)
そして気軽にReFSを使うのはやめよう(2回目)。
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