愛車のキーが根元から折れた。
まさにこんな感じ(画像引用元:トヨタ車ラウムの鍵が二つに割れた!? スペアキーの購入価格は? | anncierge)
ヒビが入ってるなーとは思ってたけど、遂にボキっと折れてしまった。
気づけばこの車も初年度登録から20年近く経っており、もはや動いている方が奇跡。まさか先に鍵のプラスチック部分が劣化するとは思わなかった。
今時の車と違ってエンジンをかけるたびにキーを捻るので、ここに力が加わりやすいんだろう。
どうしたものか。
コンピューター、プログラミング、モバイル、ガジェットなどエレクトロニクス分野を中心にネタを提供するウェブサイトです。最近は中国ネタにも注力中。かつてはHWD15向けのAndroidアプリ「HWD15 Status Notifier」を作ってたりしていました。
愛車のキーが根元から折れた。
まさにこんな感じ(画像引用元:トヨタ車ラウムの鍵が二つに割れた!? スペアキーの購入価格は? | anncierge)
ヒビが入ってるなーとは思ってたけど、遂にボキっと折れてしまった。
気づけばこの車も初年度登録から20年近く経っており、もはや動いている方が奇跡。まさか先に鍵のプラスチック部分が劣化するとは思わなかった。
今時の車と違ってエンジンをかけるたびにキーを捻るので、ここに力が加わりやすいんだろう。
どうしたものか。
色々とググってみたら純正品を用意してもらうことはできるらしい。1万円ぐらい。
純正だから仕方がないけど結構いい値段するなぁ...(イモビライザーが無いのでこれでも安い方ではあるが)
あと何年乗るか分からないので、できるだけ出費は避けたいところ。
これもググってみたら専門業者が結構あるようで、車種や業者によって3000円~7000円ぐらいの価格差があった。
元の鍵があればスペアキーの作成は簡単にやってもらえるらしい。
ちなみにAmazonでもキーナンバーさえ伝えればキーカットしてくれる業者がある↑。
お値段も手ごろなので、キーナンバーが分かる人はこれで良いんじゃないかと思う。
キーナンバーが分からない場合は運転席のキーシリンダーを取り外して確認する必要があり、慣れてないとちょっと難易度は高そう。
こういう溝の無いブランクキーがわりと安価で販売されているので、これを鍵屋さんに持って行って彫ってもらうことも可能らしい。
持ち込みは断られることが多いようなので、請け負ってくれる鍵屋さんを見つけるのがキモ。
ただ、ブランクキーの品質によっては溝の幅が合ってなくて上手くキーが回らなかったというブログ記事もあったので、それなりにちゃんとしたのを選ぶ方がよさそう。
まぁ自分でやりましたよ。
いつも通り。
↑なぜかアリエクで買った147円のブランクキーが手元に。
ブレード部分が取り外しできない(プラスチックに埋まってる)と知らずに買ってしまい放置してたもの。折角だからこれを再利用したい。
参考にしたのはこちらのブログ。
要は古いキーからブレード部分を掘り起こし、
微妙に根元のサイズが違うので新しいケースを削り、最後に接着剤でくっつける。
力技だけどシンプルでわかりやすい。これでいこう。
元のキーはかなりバキバキだったので、ニッパーで削ってやるとすぐブレードが出てきた。
前情報通り根元はT字っぽくなっている。
ブランクキーの方も根元のプラ部分は同じような形状。
参考元ブログでは綺麗に切り出してまた接着していたが、そんな器用な真似事はできないのでニッパーで削り取る。
なんと、ブランクキーの方は形状が全く違い根元がYの字だった。ネジ穴もない。
ということはケース側をかなり削らないといけないわけだ。面倒だが仕方がない。
ある程度削ってから気が付いた。高さが合わない。
ブランクキーの方はブレード下面がちょっとオフセットしてあり、その分だけケース側の背が高い。
純正のブレードはフラットなので、ケース側の背が高い分を全部削り取らないといけない。とても面倒だ。
ということで、ホームセンターでライターとエポキシ接着剤を買ってきた。
チマチマ削ってたら日が暮れちゃうからね。
カギをライターでガンガン炙ってケースに突っ込む。
気の遠くなるような削り作業は何だったのかと思うぐらい簡単にケースに埋め込むことができた。
ネジ穴をアルミホイル等で埋めてから突っ込んだ方がよかったかも。溶けたプラスチックで半分ぐらい埋まってしまった。
まぁもともとアロンアルファで修理を試みた時に液がタレて塞がってしまっていたので気にしないことにする。
あとはエポキシで埋めるだけ。半分固まったぐらいの時にネジを突っ込んでネジ穴を切った。
エポキシ接着剤はいろいろ種類があって悩んだが、プラ専用品でなくても問題なさそうだったので一番小さいのを購入。
念のため一晩ほど寝かして接着されたことを確認。
こんな感じで完成。炙った部分が焦げているのは気が向いたときに磨く予定。
一晩寝かしてから捻ってみたがかなり強固に接着されており、ぐらつきなどもない。
もちろん純正のブレードなのでエンジンのかかりも問題なし。
ネジ穴が埋まってしまったのでネジが半分ぐらいしか回ってないが、ケースは固定されている様子なので問題ないだろう。
ひとまずこれで延命ができた。いつまでこの車に乗る(乗れる)んだろうか。なかなかしぶとい。ありがたいことではあるが。
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