Redmi Note 7 Proを入手した

GW訪中のタイミングでRedmi Note 7 Pro(国内版)を入手。

そろそろ中国国内用のスマホが欲しかったので、安く手に入ったものを現地の人に譲ってもらった。

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画面サイズが5.15インチのHuawei Honor9と比べるとやや大きく感じるが、画面占有率が段違いなので非常に見やすくてよい。

Honor9のこだわりポイント「表面の指紋センサー」がなくなったため机に置いたままロック解除するのが面倒になったが、顔認証もできるので悪くはない。

CPUがミドルハイのSnapdragon 675、RAMは6GB、ストレージが128GB+MicroSDなのでスペックも文句なし。裏面のカメラが出っ張ってるのがちょっとアレだけど。

その他で気になった点と言えば・・・

 

 

中国国内版のためGoogle Play無し

中国国内版の宿命ともいえるGoogleの各種サービスが入っていない。

まぁこのへんを参考に自分でGoogleサービスを入れればいいのだが、初めからXiaomiの同等サービスがインストールされており、Find My Devideなど結構な機能が被ってしまうのがもどかしい。

中国国内専用機としてGoogleレス環境にしても良かったのだが、やはり色々と不便だったので結局インストールすることに。写真の同期とかGoogle Photosに統一しちゃってるし。

 

日本語ロケールがない

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言語設定画面を見ての通り日本語がない。

中国語の勉強になるのでそれはそれでいいのだが、やっぱりちょっと慣れない...ということでMoreLocale2を使って無理やり日本語ロケール化

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再起動したらリセットされちゃうけど、日本語で表示される方がストレスが少なくていい。全てが日本語化されるわけじゃないけどね。

 

中国向けへのカスタマイズが優秀

中国向けの製品なんだから当たり前ではあるが...これのお陰でEU版のROM焼きを思い留まった。

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ホーム画面から一番左のページに移動すると、WeChatやAlipayの支払い・バーコード読み取りへのショートカットが登録されている。

その下には買い物や配達の一覧が見られるようになっている。

どちらも中国で生活していると切り離せないもので、これがサッと操作できるのは非常に強い。

 

テーマ変更でピンインフォント化

地味に試したかったのがテーマ変更。

 

eSIMに対応している

色々と設定画面を弄っていると、Mi SIMというものがあった。

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SIMカードなしでモバイルデータを使用する」と記載があるのでいわゆるeSIMが入っているのだろう。

→実際に使ってみた:XiaomiのeSIM「Mi SIM」が安くて便利だった

試しに日本のプランを見てみると...

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1日300MBで16.5元(約266円)、7日1GBで57元(約920円)とのこと。国内キャリアの月額料金と比べるとやや割高だが、短期訪問なら十分に安い。

 

真価を発揮するのは国内プラン

流石中国のサービスだけあって、中国国内プランはなかなかのものだ。

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代表的なものを紹介すると、左が1ヶ月1GBで15.9元(約256円)。右が3日間使い放題で12元(約193円)。短期訪中するぐらいなら十分すぎる安さ。

また、別途残高をチャージできるようになっており、

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チャージした場合は1日800MBまで1元(16円)で使えるらしい。これ最強じゃね?

出先で1日800MBも使うことはまずないので、実質滞在日数×1元で済む。もちろん中国国内回線なのでVPNは必須になるが。それにしても安い。

 

テーマ変更でピンインフォント化

地味に試したかったのがテーマ変更。

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こんな感じでフォントや壁紙、着信音を変更(購入)できる。通貨は「米」だが、1米=1元なので分かりやすい。

試したかったのはこういうピンインフォント。

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フォント自体にピンインが振ってあるため、画面に表示される全ての中国語漢字にピンインが表示されるようになる。システムフォントを入れ替えているので、システム画面もエラーメッセージも全てピンインが出る。ChromeでWebサイトを見ているときはサイト側が指定したフォントが表示されることもあるけど。

残念ながら日本語の新字体の文字には対応しておらず、日本語の文章を表示するとピンインが有ったり無かったり読みづらいことこの上ないが、中国語オンリーの環境で使用しながら勉強するには悪くない。中国人には「子供向け」と言われたが、こちとら子供レベルの中国語しかない状態なのでかかってこいや状態。

 

中国で使う分には至れり尽くせり

もっと細かく見るところは沢山あるが、特に中国国内使用時にポイントになりそうな点をご紹介した。個人的には元々中国用として手配したので大満足である。

GW訪中時には自前で建てたSSRも無事動いたので、次はこのMi SIMも活用して、訪中の度に香港SIMを買う状態から脱却できれば理想的だなぁ、などと妄想している。

香港SIMはかなり値下がりして1000円から1500円程度で済むようになったため、それほどシビアにケチる必要もないのだが、安く上がるに越したことないし、eSIMというものを試してみたい好奇心が勝っているのが本音だ。

とりあえずちょろっと触ってみたファーストインプレッションは以上。また続報があればネタにします。

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