Redmi Note 7 Pro(中国版)にEU ROMを焼いてGoogleサービスを取り返した

Google系のサービスを勝手に入れて使っていた中国版Redmi Note 7 Proくん。

先日アップデートが降ってきたからインストールしたらMIUI12.5になりAndroid10がインストールされた。

ちょっと動作がもっさりになったなぁと思いながら使っていたら...Gmailが同期しない。というかGoogle系のサービスがみんな死んでることが発覚。

ググってみたらこの有様。ありがとう米中戦争。さようなら小米。勘弁してくれ。

 

 

Googleサービスを取り返すにはデータ消去は避けられない

いろいろと調べてみたが、この問題を解決するには

  • 中華ROMのままOpen GAppsを導入
  • EU ROMの導入
  • 多分もっと方法はあるけどここまでしか調べられなかった

という方法があるようだが、いずれもBootloaderのアンロックが必須とのこと。

そして残念なことに、小米のスマホはBootloaderアンロック時に全ユーザーデータがクリアされるらしい。超絶めんどくせぇ。

※Account & Syncの"Basic Google services"にチェックを入れるだけでいいとの噂もあったが、これはSnapdragon 855/865/888を搭載している機種のみらしい。SD675の旧型安物機種Redmi Note 7 Proは対象外だった...。

 

EU ROMを焼く決断

データの削除がどうしても嫌で数日ほどGoogleサービスを使わずに頑張ってみたが、メモはKeep、写真はPhotosに自動バックアップ、メールはGmail、動画はYoutubeを常用しておりいつの間にかGoogleに囚われの生活。もうGoogleなしでは生きていけないことに気づいてしまった。

背は腹に変えられない、ということでGoogle系のサービスが生きているEU ROMを焼くことに。

 

データのバックアップ

データの消去はできれば避けたかったけど最早どうしようもない。まずは重い腰を上げてバックアップを取ることに。

Xiaomi Cloudにホーム画面のバックアップを取り、アプリの一覧をスクショし、銀行系のワインタイムやトークン等はいったんRakuten Miniに移行した。

一番困ったがLINE。トーク履歴のバックアップはGoogleドライブ経由で行えるが、Googleのサービス(開発者サービス)が死ぬとこの機能も使えなくなる(盲点だった)。トーク履歴は諦めてアカウントだけ引継ぐことに。

WeChatはWiFiを経由して旧スマホ→新スマホにチャット履歴を移行できたんだけどなぁ。LINEは色々と不便ってか遅れてる...。

 

Bootloaderのアンロック

データを消す覚悟ができたのでブートローダーをアンロックすることに。

  1. 設定(Settings)→一番上(自デバイス名)→All specs→MIUI versionを連打して開発者モードを有効に。
  2. 設定(Settings)→Additional Settings→Developer options→OEM unlockingをオンに。
  3. OEM unlockingの2つ下にあるMi Unlock statusを選択。
  4. Add account and deviceボタンをタップしてMiアカウントとデバイスを紐づける。
    • Can't verify.などと表示されて上手くいかない場合は一度Mi Accountを連携解除して再度連携する。
    • まだMiアカウントがない場合はこちらから作成する。
  5. USB Debuggingもオンに。
  6. AndroidのPlatform-Toolsをダウンロードして任意の場所に解凍。Redmi Note 7 ProをPCに接続してadbコマンドが通るようにしておく。
  7. ここにアクセスしてXiaomiアンロックツールをダウンロードする。
  8. 任意の場所に解凍してmiflash_unlock.exeを(念のため)管理者権限で実行する。
  9. ツール内で先ほどのMi Accountでログインすると先のステップに進める。全データと引き換えにアンロックができた。

001.png

Bootloaderをアンロックした時の様子(流れで中国語版のツールを使ってしまったが英語版も存在する)

 

EU ROMとMagiskをダウンロード

MIUI12のEU ROMはここからダウンロードできる。

Redmi Note 7 Pro向けの最新版はxiaomi.eu_multi_HMNote7Pro_V12.5.1.0.QFHCNXM_v12-10.zipだった。機種ごとにファイルが違うので注意。

ついでにroot化に必要なMagiskもダウンロード。最新のMagisk-v23.0.apkをダウンロードしてMagisk-v23.0.zipにリネームしておく。

これらをSDカードにコピーしてSIMスロットに挿しておく(本体ストレージではダメっぽい)。

 

TWRP Recoveryのインストール

当初はRedmi Note 7 Pro用の公式版(twrp-3.5.2_9-0-violet.img)で試していたが、ROM焼き時に"operation not permitted"の赤字エラーが大量に出て失敗。

いろいろと試してみた結果、ここで公開されているviolet01-01-2021test.imgなら上手くいった(自己責任でどうぞ)

以下の手順は他で紹介されている内容と同じだけど一応書いておく。

  1. Redmi Note 7 ProをFASTBOOTモードにする。以下の方法がある。
    • コマンドプロンプトでadb fastboot rebootとコマンドを叩く
    • 一度電源を切り、音量↓を押しながら電源を入れる
    • 変な絵とFASTBOOTの文字が表示されればOK
  2. コマンドプロンプトで flash recovery violet01-01-2021test.img と入力して書き込む
  3. 続いて fastboot boot violet01-01-2021test.img と入力して書き込む
  4. Redmi Note 7 Proをリカバリーモードで起動し直す。以下の方法がある。
    • コマンドプロンプトで fastboot reboot recoveryとコマンドを叩く
    • 一度電源を切り、音量↑を押しながら電源を入れる
  5. TWRPが起動する
    • TWRPではなく小米の公式リカバリが起動してしまう場合は再度やり直す
    • 再起動時に公式ROMがリカバリ領域を書き戻してしまうことがあるらしい

 

EU ROMとMagiskをインストール

TWRPが起動したら、

  1. Installを選択し、Select Storageからストレージ選択をMicroSDに変更。
  2. 先ほどSDカードにコピーしたxiaomi.eu_multi_HMNote7Pro_V12.5.1.0.QFHCNXM_v12-10.zipを選択。
  3. Add more ZipsでMagisk-v23.0.zipも選択すれば同時にインストールしてくれる。
    • いったんROMを焼き終わってから同じ手順で一つずつインストールしてもいい。
  4. Swipe to confirm flashを右にスワイプしてインストールする。
  5. インストールが完了したらReboot Systemをタップして完了。

これでインストール完了。

 

インストール完了

インストールが終わって再起動すると、無事MIUI12.5の初期画面が表示された。

002.jpg

ちゃんと言語一覧に日本語がある。

Morelocale2で無理やり表示しても実用には問題なかったが、公式対応していると一味違って見える。

003.jpg

Googleサービスも標準で対応。これが普通であってほしかったんだけど。まぁ上手くいってよかった。

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使い慣れたデフォルトアプリ類はそのまま。

GetAppsの代わりにPlayストアがあるのがちょっと違和感。

005.jpg

ROMと一緒に焼いたMagiskもちゃんと入ってる(右上)

006.jpg

めったにroot化しないので実はまだMagiskを使ったことがないんだけど、これから少しずつ使っていきたい。

中華ROMのときに使ってたピンイン付きフォントに変更とかしたいし。

(てか中華ROM最大のメリットはピンイン付きフォントだと思ってた...多音字にも対応しているフリーの萌神フォントに出会うまでは)

 

色々と復元

設定画面からMiアカウントを再連携し、Xiaomi Cloudにバックアップしたホーム画面や各種設定、テーマを戻す。

ホーム画面は全てが戻るわけではなく、7割ぐらいのアプリが自動的にインストールされる。

ただアプリデータまでは戻してくれないので、全アプリでログインし直したり初期設定をし直したり面倒くさい。

あとEU ROMは通知バーが新しい感じで好きだったんだけど、ホーム画面を復元したら戻っちゃった。こっちの方が使い慣れてるしまぁいいか。

 

しばらくは復元しつつ慣らし

ホーム画面の復元(全アプリの再インストール)が思ったより時間がかかるので、少しずつ設定しながら慣らしていくことに。

使っていくうちに思わぬ落とし穴が見つかるかもしれないが、Googleサービスが使えないことを思えば大したことではないだろう。

あっ、2段階認証用のAuthenticatorを移行するの忘れてた...全部入れ直しだぁ(いつも忘れる)

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