新型コロナウイルスに係る海外渡航の制限がなくなってきたことで「2023年のGWは中国に行けるか」と期待していたが...
中国の観光ビザは3年ぶりに再開されたものの、15日間のビザ免除措置は停止されたまま。
Lビザ(観光ビザ)も取れなくはないみたいだが、未だハードルは高い。
そこで注目したのが香港。なんと2022年9月から90日間のビザ免除措置が再開されているようだ。君に決めた。
3年ぶりの海外渡航で色々と変わっているだろう
と思い情報収集をしてみたが、必要なのは日本入国前にVisit Japan Webという入国手続サービスへの登録ぐらい。
パスポートもコロナ禍でパスポートセンターがガラ空きの間に更新したし、飛行機も減便はされているが元々航空会社が多いので問題なし。
GW期間中でも香港エクスプレスなら受託手荷物なしで5万円以下で買えるので(以前よりは高いものの)中国本土と比べればお手軽だ。
香港プリペイドSIMは暗黒時代に
さて本題。今の時代スマホは必需品なので、海外渡航時にはプリペイドSIMカードを買うことになる。
香港SIMは過去に何度も買っていて記事にしているが、
残念ながらこれらの香港SIMは今は手軽には入手できない。
2022年3月から香港でプリペイドSIMに実名登録が必要になったことで、ほとんどが消えてしまったのだ。
↑安くて重宝していた「香港大中華SIM」なんて販売ページはそのまましれっとマカオSIMに入れ替わっている。
(香港SIM時代に2度購入した履歴はあるが、現在のマカオSIMに代わってからは買ったことがない)
過去の売り上げ実績を引き継いでいるので「香港SIM」で検索するとヒットしてしまうが、香港では使えないので注意。
Amazonをさまよう
とはいえ完全に無くなった訳ではないようのでAmazonで探してみた。
GW期間中に使用するので7~10日間ぐらいの期間のものをチョイス。
①が最も種類が多く、1日、3日、5日、8日、15日から好きな期間を選べるようになっている(15日だけ5GBの制限あり)。
②と③は値段もブランドも同じだが、前者が「8日間3GB+通話30分」後者が「15日間5GB定額」。
④は少し値が張るが30日50GB+通話200分とコスパは最高。
500円の違いなら④でいいかな、と思いもう少し調べてみることに。
30日50GB+通話200分の最強SIMについて調べる
このSIMカード、Easy Go Technologyという香港の会社が売っているようだ。
レビューの写真を見ると「HONG KONG MOBI」というロゴが見える。
これで検索するとCSLという会社のHemat 儲值卡であることが分かった。
写真にも写っているように元値は38香港ドル(日本円で約640円)なのでAmazon価格は約3倍だ。
ぼったくり価格なのか
元値の3倍と知ってしまうと「ボッタクリ!」と思わなくもないが、日本で入手できるSIMカードとしてはそこまで高くないのも事実。
また、現地で売られている旅行者用のプリペイドSIMは8日で118ドル(約2000円)、5日で$88ドル(約1500円)なので、それと比べてもお得。
おそらく現地民用の安いプリペイドSIMカードを輸入して日本で売っているのだろう。
ちなみに現地でこのHemat SIMは買えないのかな?と調べてみたが見つからず。通販専用とかなのだろうか。
もし現地価格で買えたら最強なんだけど、香港に着いてすぐスマホを使いたいので今回はAmazonで買うことに。
実名登録が必要
前述のように香港のプリペイドSIMは使用前に実名登録が必要。
やり方は同封の型紙の中面に書いてあるが、Web上にも説明がある。
①プリペイドSIMカードをスマホに挿して電波を受信できるようにしておく。
②こちらの実名登録サイトへ移動する。
③下の「Not Real-name Registered Customer」を選択。
④電話番号を入力。分からなければ左の「Prepaid SIM card No.」を選択。
⑤SIMカードまたは台紙裏に書かれている19桁の数字を入力する。
⑥「Get Verification Code via SMS」を選択するとプリペイドSIMにSMSが届くので、そこに書かれている認証コードを入力し「Next」を選択する。
⑦実名登録に使用する身分証の一覧が表示されるので「Passport」を選択。
⑧名前、誕生日、旅券番号などを入力し、「Submit」を選択して入力内容を送信する。
⑨スマホを再起動するとSIMが有効になる。
という手順で有効化できるようだ。
使用感などは実際に使ってみた後に追記したい。
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