双眼鏡デジカメ:インプレ

前回ちょっと書いた双眼鏡デジカメのインプレです。

前回は外観の紹介が1枚だけでしたのでもう少し写真を。

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箱上部の写真も撮影してみました。
何が「4in1」なのか疑問でしたが...望遠鏡+カメラ+動画撮影+PCカメラだそうです。


前から撮影してみました。

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カメラのレンズ部が見えます。ズームされているためか、球体に近いレンズです。


手前(覗き込む)側の写真です。

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2つのボタンは左が電源ボタン、右が撮影ボタンです。
中央のはUSBコネクタです。


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このコネクタ、ARDSなどでも使用されていますが、あまり馴染みのないものですね。
USB miniBに馴染んでる身にとっては多少混乱します。


電池は中央底部に収納します。単4電池2本を入れます。

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説明書も同梱されています。「30万」とそこまで強調することでもないのに、と思ってしまいます。

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商品名はそのままですね。「30万画素双眼デジタル望遠鏡」


撮影したデータはUSBで接続してPCソフトから取り出すことができます。
起動するとリアルタイムでカメラをPCカメラとして使用できます。

090321_binocam08.png

「撮影」や「AVI録画」から写真や動画を撮影することもできます。

090321_binocam09.png

「ファイル取得」から撮影したデータを取り出します。
まずカメラ内のデータ一覧を取得し、それから保存したい写真を選択して保存します。


ちなみに、前述の通り、電池を抜くとデータが消えます。
ソフトの雰囲気やデータが消えることなどはZINAと同じです。おそらくカメラ部は同一規格なのでしょう。

撮影可能な枚数はVGA:90枚/QVGA:330枚で、25枚/100枚のZINAと比較すると性能アップとなっています。

気になる撮影画質については、サンプルとして実際に撮影した写真を見て頂ければと思います。

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窓から適当に撮影したものですが画質の悪さがよく分かってしまいます。


はっきりとした被写体が無いこともありますが、全体的にぼやけていることが分かります。
(撮影方法も適当でぶれてたりもするんですが・・・Roling Eyes


こんな感じです。カメラ部の性能はトイカメラ並みですね。
望遠のおかげで多少は使える気がしたのですが、結局のところ性能に引っ張られてしまっています。


ちなみに望遠鏡部分は普通に使えます。可もなく不可って感じです。
倍率は公表値では10倍ズームのようです。


ということで、「この商品は冗談です。」とあるように、オモチャなガジェットと割り切れば面白いですね。Razz
このアジアの異色コラボレーションをかわいそう応援したいと思った方は購入されるしか無いと思っておりますLaughing

なお、街中や住宅街での使用は控えましょう。怒られてしまいます。

双眼鏡型デジタルカメラ

カッパドキアのブログ「」でEYE-Catchの再販情報と共に、パーマのお知らせ新入荷情報として双眼鏡デジカメが紹介されていました。

早速商品として追加されているのを見てみると、やたらネガティブな紹介文汗


これを見ている限りでは最高にダメダメ君のように見えるので、なぜか手元にある(笑)この双眼鏡デジカメを紹介したいと思います。
・・・が、ちょっと時間切れなので今回は軽くスペックと写真だけ。


090319_bino_camera.jpg


こんな感じの概観で、真ん中の太い部分がカメラです。
枚数表示用の液晶もあります。

画像を見ての通り、口径は25mmで10倍ズームとなっています。
双眼鏡としてはマトモに使えます。

カメラ部の解像度は告知されている通り30万画素です。
確かに鮮明には・・・撮れません。

単4電池2本を使用します。
SDRAMをメモリとして使用しているのか、電池を抜くとデータが飛びます。


あれ・・・?これを見る限り無意味なカメラ付いてるだけのダメダメ君のような・・・
まあほら!かわいそうに思ってくれる人もいるって!Razz

細かい画像と実際に撮影した写真、使用感などは後日改めてインプレしたいと思います。

オーバー。

「EPC」:スペック概要

ここいらでスペックでも(製品ページに全て書いてありますが・・・)。
実際に使ってみて微妙に相違等があるんで、そこを修正しつつ補足します。


スペック概要

モデル名 G-NetBook 400
カラー ブラック/ホワイト/複数色
液晶サイズ 7インチワイド液晶
液晶解像度 800 x 480 (WVGA)
液晶の種類 TFT
グラフィックチップ Integrated with 2D GPU
CPU Ingenic JZ4730 366MHz (MIPS32)
メモリ PC133 128MB SDRAM
ストレージ オンボード 1GB / 2GB SLC NANDフラッシュ
OS 組み込みLinux
オーディオ ステレオサウンド
マイク 内蔵マイクx1
スピーカー 内蔵ステレオスピーカーx2
オーディオジャック x1(3.5mm)
オーディオジャック x1(3.5mm)
LANポート 10/100 Mbps / RJ-45
USBポート USB 1.1 x 3
カードリーダー SD(SDHC)
無線LAN 802.11 a/b
Bluetooth 無し
入力機器 80英語キーボード / 容量性タッチパッド
バッテリ 7.4V/2100mAh リチウムポリマー充電池
バッテリ寿命 実稼動 3.5時間
ACアダプター(出力) 9V, 20W
ACアダプター(入力) 100-240 VAC, 50/60Hz universal
重量 680g
サイズ(W x D x H) 220mmx152mmx31mm
保障 1年 (バッテリは6ヶ月)

ソフトSPEC G-NetBook 400 V0
OS 組み込みLinux (Kernel 2.6.xx w/ GTK+GUI)
対応言語 英語、簡体中国語、繁体中国語
インターネット ブラウザ Firefoxベース(旧α版 Firefox: Bon Echo)
メッセンジャー Pidgin (AOL,Yahoo Massenger,Google Talk,MSN,ICQ,QQ)
Webメール Hotmail,Yahoo,Google (https対応)
メールクライアント Sylpheed 2.4.8
ワーク ワード  Abiword 2.6.4
エクセル Gnumeric 1.8.2
PDFビューア ePDFVIEW 0.1.6
ファイルマネージャ PCMan File Manager 0.3.2.2
電卓 gCalculator
辞書 StarDict 3.0.1
カレンダー 内蔵ソフト
エンターテイメント メディアプレーヤー 内蔵ソフト
Flashプレーヤー 内蔵ソフト
フォトビューア GQView
ペイント 内蔵ソフト
システム設定 ネットワーク設定 Vannov NetworkManager
ワイヤレス設定 Vannov WlanKit
日付の設定 gpe-confベース(組み込みLinux標準ソフト)
サウンド設定 gpe-confベース(組み込みLinux標準ソフト)
アップデート Vannov SoftwareManager
テーマ&ロケール Vannov ThemeBox
対応画像フォーマット .gif .jpg .bmp .tiff .swf .jpeg .png .pcx .psd
対応音楽フォーマット MP3, WMA ,WAV, AAC, AC3
対応動画フォーマット .avi .mpeg .mp4 .asf .swf .wmv .3gp .amr .divx .ogg .mov
フラッシュ ADOBE Flash 6.0互換
Webフォーマット .htm .html .php

メーカーサイトの製品ページを参照(一部修正)

Firefoxは旧式ですが普通のブラウジングはそれなりにできます。
ただFlashのプラグインが無い(古い?)ためYoutubeなどは閲覧できないようです。
(スペックを考えると、再生できても追いつかない気もしますが)

その他の文書やマルチメディアも一通り対応しているので使えないことも無いですね。
使い勝手に関してはスペック相応のものに過ぎないかもしれませんが。

内蔵のSDリーダーはSDHCにも対応しています。
ただしファイルマネージャーが古いので3.5GBまでしか認識されません...。
これはソフト側の問題なのでやり様によっては解決できる問題でしょう。

あと、USB 1.1ってことが少し気になるかもしれませんが、そもそもSoC(CPU)が1.1にしか対応していないってことで仕方がありませんねConfused

そして大きな問題が、英語/中国語にしか対応していないことです。これが一番大きな障壁です。
これさえ何とかなればかなりマシになるのではないかと思うのですが...。
全体的に日本語を対象としていないソフトしか入っていないので厳しいところです。

文字入力システムとしてSCIMと中国語入力モジュールが入っているので、そこに日本語モジュールを追加できれば文字入力が可能になるはずです。
きちんとした日本語フォントを追加すれば日本語の表示も可能でしょう。

バッテリの駆動時間は3.5時間となっていますが、実測値での時間は不明です。
海外のレビューでもテストされていなかったので、今度簡単に測ってみたいと思います。

「EPC」:内蔵Linuxを弄る

前回紹介したこのページにはLinux版のOEM品のレビューがありました。
こういうレビューは他ユーザーの情報として参考になるので覗いてみました。


090311_razor4.jpg

画像を見る限りでは見た目や入っているソフトには違いがありますが、元が同じだけあって似たような感じですね。


組み込み式の本体と分かれば当たり前のことですが、このレビューでも「OSの変更ができないようだ」と書いてあるように、BIOSの設定画面はおろかUSBブートにも対応していないと書いてありますね。

ということで、この段階でOSの入れ替えというのはかなり難しいということになります。


それじゃあせめてこの内蔵Linuxを使えるところまで鍛え上げれば...と思いましたが、
これまたレビューいわくLinuxのターミナル(端末,コマンドプロンプト)も開けないからカスタマイズはできないとか。

ファイルマネージャーではごく限られたファイルしかアクセスできないので、ファイルの追加や削除、編集など一切ができない状態です。
確かにこれだけアクセスを制限されている状態ではなかなか難しいです。


このレビューもそこそこで終わってるしここまでかなぁ・・・せめて端末ぐらい表示させてほしいんだけどと悪あがきをしていると...


090311_vannov6_1.jpg
!?

090311_vannov6_2.jpg
!!!!!


起動して、下のタスクバーが表示されてからメインの画面が表示されるまでの数秒間に右クリック連打してたらメニューが出てきましたよコノヤロウ。
すかさずXtermを選択すると...


090311_vannov6_3.jpg
端末出ました!全ファイルにアクセスできました!


これでとりあえずファイルの追加&編集が可能になったことになります。
普通のLinuxからしたら当然のことですが、こいつにとっては大きな進歩です。

「EPC」:新モデルGL-750

G-NETBOOKの中の人からこんなメールが来ていました。


そんなことより、新モデル「GL-750」が3月末に発売されます。
添付ファイルを見てね。いつでも質問どうぞ。


と広告が添付されていました。[Netbook_GL-750_spec V2_0309.pdf]


基本的にはこのEPC G400と同じなのですが、CPUがARM系になったり多言語対応してたりいい感じ。
目に付いた部分を抜粋するとこんな感じです。


画面:7インチワイドTFT液晶;800 x 480 (WVGA)
CPU:Freescale iMX31 533MHz ARM11
メモリ:128MB DDR I 400
SSD:4G/1GB~16GB flash inside
OS:Linux or CE.NET 5.0 Preloaded
バッテリ:3.7V/4100mAh Li-Polymer

言語:英語、中国語(簡・繁)、他言語もカスタマイズ可能
ADOBE Flash 9.0 Flash Player互換


CPUも内蔵フラッシュもバッテリーもパワーアップしています。
メモリ容量は変わっていませんが、PC133→DDR I 400なので転送速度は3倍ぐらいになっているはずです。

あと、追加でこれらの機能もあるらしいです。


1, online video
2, online radio
3, PPPOE /CDMA/ GPRS /WCDMA /TD /HSDPA (3.5G wifi dongle)

and we will adding more function like by end of March

4, system info
5, recorder function
6, default setting


気になるお値段が書いていなかったので「リーズナブルな値段なら大ヒット間違いなしだね!」と返事したら、「どれくらいならリーズナブルだと思う?」と返ってきました。
個人的には2万円を切っていてくれたら嬉しいのですが・・・皆さんはどう思います?

G400がギリシャ価格で約1.7万円なのを考えると無茶言ってる気もしますが・・・頑張ってくれたら嬉しいなVery Happy

「EPC」:情報を集めてみた

情報集めをしていると結構色々と分かりました。あまり芳しくない方向で、ですが嫌な感じ


まず「Vannov」で検索して唯一ヒットしたのがこのページです。ギリシャ語です。分かりません(汗)

ただ、嬉しいことにメーカーのURLが記載されていました。これでスペックが分かります。


090308_spec.png

090308_spec2.PNG


・・・CPUは「MIPS32」だし、その上OSは「Linux embeded」って書いてあるYO!(汗)
もしかして、もしかすると組み込み式?・・・OS書き換えられるのかなぁ...。
とりあえず厚かましくメーカにはダメ元で質問メール送っときますけどRazz


この時点で既に嫌な予感バリバリです・・・

「EPC」:電源投入

前回は外観だけでしたので、早速本体の電源を入れてみたいと思います。
液晶画面下の電源ボタンを押すと電源が入ります。


090307_vannov_pwon_01.jpg
「G NETBOOK」というロゴの起動画面(BIOS画面?)が数秒間表示されます。

その後、しばらくするとシンプルなインターフェイスが表示されます。
090307_vannov_pwon_02.jpg

このように、起動したらさっそくメニュー画面になります。
画面下の各アイコンをポイントすると、上の大きなアイコンが変わります。


起動直後には下段の一番左「インターネットサービス」が選択されており、Firefox、Email、メッセンジャークライアントが表示されています。
メーラーはSylpheed。チャットクライアントは私も知ってるPidginが入っています。

ああ何となくLinuxっぽいなぁと思いつつ、色々と見てみます。


「エンターテイメント」にはペイント、Flashプレイヤー、メディアプレイヤー、画像ビューア。
090307_vannov_pwon_03.jpg
ペイントはrgbpaint、メディアプレイヤーはVivi Playerが、ビューアはGQViewが入っています。

「ワーク」にはテキストエディタ、エクセル、PDFビューア、辞書ソフト、電卓、カレンダー。
090307_vannov_pwon_04.jpg
テキストエディタはAbiword 2.4。辞書ソフトはStardictでPDFビューアはePDFView

「システム」にはファイルマネージャー、デスクトップ&言語設定、アップデート。
090307_vannov_pwon_05.jpg
ファイルマネージャーはPCMan File Managerです。

「設定」はワイヤレス設定、ネットワーク設定、サウンド、日付となっています。
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言語設定欄には当然ですが中国語2つと英語しかありませんでした。
090307_vannov_pwon_25.jpg

画面右下には時計の他にワイヤレスや充電のアイコンが表示されています。
090307_vannov_pwon_30.jpg

左下の電源アイコンから終了や再起動ができます。
090307_vannov_pwon_33.jpg

ちょっと長くなってきたので続きをどうぞ。

「EPC」:開封してみる

さてさて、ここ数日弄り倒していて前回から少し時間が掛かってしまいました。
色々と一筋縄では行かないな、と思いつつ続き行きたいと思います。


箱を開けると本体が出てきます。

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保護シートそのままなので見た目はアレですが、剥がすとEeePC901のように鏡面?仕上げになっています。指紋が目立ちます。
メーカーのロゴのようなものは一切ありませんね。

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裏もスッキリ!メーカーのラベルすらありません。
LANのMACアドレスのシールが貼ってあるだけです。


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横には2つのUSBポート


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反対側はイヤホンジャックとSDスロット。


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背面にはもう1つUSBポートがあり、あとはLANポートと電源ジャックがあります。


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そしてこれが開いた姿です。
画面にはまだ保護シールが貼ってあります。


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英語キーボードとタッチパネル。
変なところにあるPause/Breakキーと、「zzz」という謎のキーが気になります。


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同梱のACアダプタ。出力は9V2Aですね。


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電源ボタンは液晶下にあります。

ざっとこんな感じで写真を並べてみました。

本体サイズは大体「横:21cm、縦:14cm、高さ:3.2cm」って感じですね。
重さは実測で680gジャスト。見た目がプラスチックなおかげか、かなり軽いです。

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EeePC901と比べてみると小ささがわかります。


さて、サイズと重さを見ただけで「C7-Mなんて入ってるわけ無いだろバーヤ」とお思いだと思います。私もです。
見た目チープでスカスカなこいつが実はバリバリ働いてくれたらこの上ないのですがRazz

ともあれ、画像貼り過ぎて長くなってしまったので、電源投入以降は次のページに分けて書きたいと思います。

「EPC」

今朝カッパさんからの荷物が届きました。
丁度ネタが無くて困ってたところだし...とわくわくしつつ開封してみると


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「EPC」

なんか怪しいノートきたよ!


多分「沼」のこの記事にあるように、上松君が寂しさを満たすために開拓してきた新商品でしょうRazz

ちなみに、同記事にあるA320の日本語化は私も試みましたが、中途半端で終わってしまいました。
最新記事では(いつものように店長がパキャップギュしていますが)、フォントまで改良できているようでさすが上松君ですね。


さてさて話は戻りますが、そういえば「面白いものがある」というお話は聞いていました。
つまり、「よく分からないLinuxが入ったノートがあるんだけど、コイツに汎用のLinuxを突っ込めばお手軽UMPCになるかもねっ!」というお話です。

今回はそれを最終目的としつつ、弄り倒してみたいと思います。
言うのは簡単だけどできるかどうか...というのは置いといて、まずは遊んでみます。


ちなみにカタログも同封されていました。

090304_vannov2.jpg

左上にメーカーの業務経理の方の名刺が付いていました。気にしないことにします。

適当な機種のスペックを見てみると「CPU:VIA C7-M」とか書いてあってうわーおまとも。
そういや以前ショップのページを教えていただいた時もVIAの文字があったなぁ。
本当にこの商品のものかどうかは分かりませんが。汗


そのあたりも含めて、少しずつこの怪しげなノートを弄って行きたいと思います。