前回紹介したこのページにはLinux版のOEM品のレビューがありました。
こういうレビューは他ユーザーの情報として参考になるので覗いてみました。

画像を見る限りでは見た目や入っているソフトには違いがありますが、元が同じだけあって似たような感じですね。
組み込み式の本体と分かれば当たり前のことですが、このレビューでも「OSの変更ができないようだ」と書いてあるように、BIOSの設定画面はおろかUSBブートにも対応していないと書いてありますね。
ということで、この段階でOSの入れ替えというのはかなり難しいということになります。
それじゃあせめてこの内蔵Linuxを使えるところまで鍛え上げれば...と思いましたが、
これまたレビューいわくLinuxのターミナル(端末,コマンドプロンプト)も開けないからカスタマイズはできないとか。
ファイルマネージャーではごく限られたファイルしかアクセスできないので、ファイルの追加や削除、編集など一切ができない状態です。
確かにこれだけアクセスを制限されている状態ではなかなか難しいです。
このレビューもそこそこで終わってるしここまでかなぁ・・・せめて端末ぐらい表示させてほしいんだけどと悪あがきをしていると...

!?

!!!!!
起動して、下のタスクバーが表示されてからメインの画面が表示されるまでの数秒間に右クリック連打してたらメニューが出てきましたよコノヤロウ。
すかさずXtermを選択すると...

端末出ました!全ファイルにアクセスできました!
これでとりあえずファイルの追加&編集が可能になったことになります。
普通のLinuxからしたら当然のことですが、こいつにとっては大きな進歩です。
G-NETBOOKの中の人からこんなメールが来ていました。
そんなことより、新モデル「GL-750」が3月末に発売されます。
添付ファイルを見てね。いつでも質問どうぞ。
と広告が添付されていました。[Netbook_GL-750_spec V2_0309.pdf]
基本的にはこのEPC G400と同じなのですが、CPUがARM系になったり多言語対応してたりいい感じ。
目に付いた部分を抜粋するとこんな感じです。
画面:7インチワイドTFT液晶;800 x 480 (WVGA)
CPU:Freescale iMX31 533MHz ARM11
メモリ:128MB DDR I 400
SSD:4G/1GB~16GB flash inside
OS:Linux or CE.NET 5.0 Preloaded
バッテリ:3.7V/4100mAh Li-Polymer
言語:英語、中国語(簡・繁)、他言語もカスタマイズ可能
ADOBE Flash 9.0 Flash Player互換
CPUも内蔵フラッシュもバッテリーもパワーアップしています。
メモリ容量は変わっていませんが、PC133→DDR I 400なので転送速度は3倍ぐらいになっているはずです。
あと、追加でこれらの機能もあるらしいです。
1, online video
2, online radio
3, PPPOE /CDMA/ GPRS /WCDMA /TD /HSDPA (3.5G wifi dongle)
and we will adding more function like by end of March
4, system info
5, recorder function
6, default setting
気になるお値段が書いていなかったので「リーズナブルな値段なら大ヒット間違いなしだね!」と返事したら、「どれくらいならリーズナブルだと思う?」と返ってきました。
個人的には2万円を切っていてくれたら嬉しいのですが・・・皆さんはどう思います?
G400がギリシャ価格で約1.7万円なのを考えると無茶言ってる気もしますが・・・頑張ってくれたら嬉しいな
情報集めをしていると結構色々と分かりました。あまり芳しくない方向で、ですが
まず「Vannov」で検索して唯一ヒットしたのがこのページです。ギリシャ語です。分かりません(汗)
ただ、嬉しいことにメーカーのURLが記載されていました。これでスペックが分かります。


・・・CPUは「MIPS32」だし、その上OSは「Linux embeded」って書いてあるYO!(汗)
もしかして、もしかすると組み込み式?・・・OS書き換えられるのかなぁ...。
とりあえず厚かましくメーカにはダメ元で質問メール送っときますけど
この時点で既に嫌な予感バリバリです
前回は外観だけでしたので、早速本体の電源を入れてみたいと思います。
液晶画面下の電源ボタンを押すと電源が入ります。

「G NETBOOK」というロゴの起動画面(BIOS画面?)が数秒間表示されます。
その後、しばらくするとシンプルなインターフェイスが表示されます。

このように、起動したらさっそくメニュー画面になります。
画面下の各アイコンをポイントすると、上の大きなアイコンが変わります。
起動直後には下段の一番左「インターネットサービス」が選択されており、Firefox、Email、メッセンジャークライアントが表示されています。
メーラーはSylpheed。チャットクライアントは私も知ってるPidginが入っています。
ああ何となくLinuxっぽいなぁと思いつつ、色々と見てみます。
「エンターテイメント」にはペイント、Flashプレイヤー、メディアプレイヤー、画像ビューア。

ペイントはrgbpaint、メディアプレイヤーはVivi Playerが、ビューアはGQViewが入っています。
「ワーク」にはテキストエディタ、エクセル、PDFビューア、辞書ソフト、電卓、カレンダー。

テキストエディタはAbiword 2.4。辞書ソフトはStardictでPDFビューアはePDFView。
「システム」にはファイルマネージャー、デスクトップ&言語設定、アップデート。

ファイルマネージャーはPCMan File Managerです。
「設定」はワイヤレス設定、ネットワーク設定、サウンド、日付となっています。

言語設定欄には当然ですが中国語2つと英語しかありませんでした。

画面右下には時計の他にワイヤレスや充電のアイコンが表示されています。

左下の電源アイコンから終了や再起動ができます。

ちょっと長くなってきたので続きをどうぞ。
さてさて、ここ数日弄り倒していて前回から少し時間が掛かってしまいました。
色々と一筋縄では行かないな、と思いつつ続き行きたいと思います。
箱を開けると本体が出てきます。

保護シートそのままなので見た目はアレですが、剥がすとEeePC901のように鏡面?仕上げになっています。指紋が目立ちます。
メーカーのロゴのようなものは一切ありませんね。

裏もスッキリ!メーカーのラベルすらありません。
LANのMACアドレスのシールが貼ってあるだけです。

横には2つのUSBポート

反対側はイヤホンジャックとSDスロット。

背面にはもう1つUSBポートがあり、あとはLANポートと電源ジャックがあります。

そしてこれが開いた姿です。
画面にはまだ保護シールが貼ってあります。

英語キーボードとタッチパネル。
変なところにあるPause/Breakキーと、「zzz」という謎のキーが気になります。

同梱のACアダプタ。出力は9V2Aですね。

電源ボタンは液晶下にあります。
ざっとこんな感じで写真を並べてみました。
本体サイズは大体「横:21cm、縦:14cm、高さ:3.2cm」って感じですね。
重さは実測で680gジャスト。見た目がプラスチックなおかげか、かなり軽いです。

EeePC901と比べてみると小ささがわかります。
さて、サイズと重さを見ただけで「C7-Mなんて入ってるわけ無いだろバーヤ」とお思いだと思います。私もです。
見た目チープでスカスカなこいつが実はバリバリ働いてくれたらこの上ないのですが
ともあれ、画像貼り過ぎて長くなってしまったので、電源投入以降は次のページに分けて書きたいと思います。
今朝カッパさんからの荷物が届きました。
丁度ネタが無くて困ってたところだし...とわくわくしつつ開封してみると

「EPC」
なんか怪しいノートきたよ!
多分「沼」のこの記事にあるように、上松君が寂しさを満たすために開拓してきた新商品でしょう
ちなみに、同記事にあるA320の日本語化は私も試みましたが、中途半端で終わってしまいました。
最新記事では(いつものように店長がパキャップギュしていますが)、フォントまで改良できているようでさすが上松君ですね。
さてさて話は戻りますが、そういえば「面白いものがある」というお話は聞いていました。
つまり、「よく分からないLinuxが入ったノートがあるんだけど、コイツに汎用のLinuxを突っ込めばお手軽UMPCになるかもねっ!」というお話です。
今回はそれを最終目的としつつ、弄り倒してみたいと思います。
言うのは簡単だけどできるかどうか...というのは置いといて、まずは遊んでみます。
ちなみにカタログも同封されていました。

左上にメーカーの業務経理の方の名刺が付いていました。気にしないことにします。
適当な機種のスペックを見てみると「CPU:VIA C7-M」とか書いてあってうわーおまとも。
そういや以前ショップのページを教えていただいた時もVIAの文字があったなぁ。
本当にこの商品のものかどうかは分かりませんが。
そのあたりも含めて、少しずつこの怪しげなノートを弄って行きたいと思います。