[中国]トランジットビザ免除措置を利用して144時間ノービザ入国する

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2020年3月に日本人向けのビザ免除措置が停止されて以来、再開されないままの中国に入国するため深圳のアライバルビザを取ったり、観光ビザを申し込んだりしているが、実はもう一つビザなしで中国に入国する方法がある。

それは「トランジットビザ免除」措置である。英語では"transit without visa (TWOV)"というらしい。

 

トランジットビザとは?免除?

「トランジットビザ」はトランジット(乗り継ぎ)目的で指定された都市に立ち寄るためのビザだが、特定の条件を満たせばこのビザ要求が免除され、ノービザでの入境(停留)が許される。

日本人の場合、都市によって最大144時間(6日)または72時間(3日)の滞在が許可される。

ただし、あくまで「トランジット」ビザの免除なので、異なる国または地域へ移動(乗り継ぎ)をする場合のみ適用される。

 

異なる国(または地域)へ移動する例

  • ❌日本(東京) → 中国(北京)滞在 → 日本(大阪)
    • 乗り継ぎ元と乗り継ぎ先が同じ国なので滞在NG
  • ⭕日本(東京) → 中国(北京)滞在 → 韓国(釜山)
    • 乗り継ぎ元と乗り継ぎ先が違う国なので滞在OK
  • ⭕香港(別地域扱い) → 中国(杭州)滞在 → 日本(東京)
    • 香港は別地域扱いなので滞在OK
  • ⭕日本(大阪) → 中国(西安)滞在 → 台湾(別地域扱い)
    • 台湾は別地域扱いなので滞在OK

つまり「一方通行」でないといけない。同じく国には戻れない。

第三国(または地域)を挟まないといけないので通常のビザ滞在と比べて無駄な時間とお金がかかってしまう上、滞在可能期間も短いが、面倒なビザ申請手続きをしなくても最大で6日間の滞在ができるのはかなりありがたい。

(厳密には、入国した翌日から数えて6日目の23:59まで滞在できるので、最大7日弱)

ちなみにマカオ、香港、台湾は別地域扱いで乗り継ぎにカウントされるので、ビザ免除目当てとりあえず乗り継ぎたい場合はこのへんが狙い目かも。

【招聘状サンプル有】中国観光ビザ(Lビザ)の申請方法

2023年5-6月時点では中国のビザ免除措置が再開されておらず、ビザ不要の香港&アライバルビザのある深圳へ訪問したりトランジットビザ免除を使ったりしていたが、諸事情により真っ当(?)なビザが必要になったため、中国の観光ビザ(Lビザ)を申請することした。

2023年3月14日に中国の各種ビザ発行が再開されてまだ2か月。ビザ発行の情報がなかなか出回っていない中、手探りで観光ビザの申請をしてみたので、その手順を記録しておく。

[2023年5月]特区旅遊ビザで香港から深圳へ入境した

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2023年のGWに香港を訪問するにあたり、SIMカードやホテルの準備を行い、そして深圳にも行くためにアライバルビザを取得する方法を調べた。

これらの情報をもとに実際に香港を訪問したわけだが、深圳に入るためのアライバルビザである「深圳特区旅遊ビザ」で香港から深圳に入ることに成功したので、今回はこの部分について詳細を記しておく。

全体の旅程としては日本→香港→深圳→香港→日本という流れだった。

ちなみに「中国入国時のPCR検査が不要になる(セルフ抗原検査でOKになる)」前日の出来事だったわけだが、大陸側でも香港側でもPCR検査結果を求められることは一度もなかった。

[2023年4月-5月]香港入境ルールのおさらい(と深圳特区旅遊ビザとPCR陰性証明の話)

2023年のGWに香港へ行くことを決め、プリペイドSIMカードを買ったりホテル予約でAgodaとひと悶着あったり

そんなこんなで香港旅行の準備が進んでいるわけだが、そもそも香港に入るためのルールを確認する必要がある。

日本から香港への渡航はビザ免除が再開したことでかなり楽になったうえ、以前は必要だった入境前の抗原検査↓についても4/1で不要になったらしい。

元々ほとんどノーチェックだったみだいけど...自前でいいとしても毎回検査するのは結構面倒くさいからねぇ。

公式に検査不要になったのは非常に助かった。

中国が未だに48時間以内のPCR陰性証明を求めている(※追記あり)のに比べると天と地ほどの差がある。

というかもうコロナ前と変わらない。ありがてぇ香港。

Agodaで「後で支払い」は絶対に選ぶな。選んでも諦めるな

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Agodaでホテルを予約する時に「後払い」を選択すると、独自レートと称して5%ぐらい高い料金を請求されるぞ。

さらに換算方法も意味不明で、実際の為替レート変動以上の金額を請求されるぞ。マジで意味が分からない。

詳しくは先達の嘆きを見てくれ。

[2023年版]お手頃な香港SIMカードを探す

新型コロナウイルスに係る海外渡航の制限がなくなってきたことで「2023年のGWは中国に行けるか」と期待していたが...

中国の観光ビザは3年ぶりに再開されたものの、15日間のビザ免除措置は停止されたまま。

Lビザ(観光ビザ)も取れなくはないみたいだが、未だハードルは高い。

そこで注目したのが香港。なんと2022年9月から90日間のビザ免除措置が再開されているようだ。君に決めた。

 

3年ぶりの海外渡航で色々と変わっているだろう

と思い情報収集をしてみたが、必要なのは日本入国前にVisit Japan Webという入国手続サービスへの登録ぐらい。

パスポートもコロナ禍でパスポートセンターがガラ空きの間に更新したし、飛行機も減便はされているが元々航空会社が多いので問題なし。

GW期間中でも香港エクスプレスなら受託手荷物なしで5万円以下で買えるので(以前よりは高いものの)中国本土と比べればお手軽だ。

中国の銀行口座なしでAlipayへチャージが可能に(WeChat Payも追随)

中国へビザなし短期滞在する人に朗報!

中国の銀行口座がなくても、国際クレジットカードからAlipay(で使える口座)にチャージできるようになったようです。

この情報は非常にありがたい。感謝。

(追記:WeChat Payも対応するようです。後述)

百聞は一見に如かずということで、実際に使ってみる方法をご紹介します。

なお、使用するアカウントはパスポート写真と顔写真が提出済み(中国の身分認証は未完)で、中国の銀行が一つも紐付けられていないアカウントです。VisaとMasterの国際クレカは登録済み。

中国南京で臨時宿泊登記をしようとしたら警察が来た話

下記記事の続き。7月末に中国南京を訪れた際のお話。

 

今回もAirbnbで予約

部屋に洗濯機やキッチンがあるし連泊しても邪魔が入らないので、今回もAirbnbで宿を検索。

予約前に何件かに「臨時宿泊登記について協力してくれるか?」と尋ねたものの皆に断られた。

何となくだが、南京では臨時宿泊登記はあまり一般的でなく、暗黙の了解でスルーされているのかもしれない。

けど、個人的にはどんな事情があろうと違法状態で中国に滞在するのは避けたい

何とかして登録したい...と思ってたら、こちらのサイトWeChatで申請できるとの情報をゲット。

早速WeChatで南京公安を検索・追加して申請フォームを確認。大丈夫そうだ。

中国に行く際に気を付けた方がいいこと

中国へ行った際の発見、失敗、注意事項、必要なもの、ヒントなどをつらつら書いていきます。

地方によって大きく違うのであくまでの参考程度に。他にも何かあれば是非コメントいただければ幸いです。

 

スマホとインターネット

兎にも角にもインターネットは必須。特にガイド無しで中国に行く場合、困った時はまずネット検索に頼ることになる。

にもかかわらず、当サイトでも何度か取り上げているが、中国国外の一部サイト・サービスはブロッキングされており中国大陸からは繋がらない。

そのため、現地で買ったSIMカードやホテルのWiFiに接続している間はLINEやGoogle、Twitterなどのサービスに接続できなくなるのだ。

二言三言しか中国語を話せない身で孤立無援なのは冗談抜きにキツいので、ブロッキング対策が必要になる。

[追記あり]Airbnbで中国に滞在する時「臨時宿泊登記」は必要なのか問い合わせてみた

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Airbnbって便利だよね(唐突)

日本ではいわゆる「民泊新法」のせいでメリットが薄れているけど、外国を旅行するときは宿泊費を安く上げられるし現地の人とコミュニケーションも取れる。

ちょくちょく中国に行く私も一度だけ使ったことがあるのだが、非常に便利。

ただ、中国でAirbnbを使おうとネット検索すると「外国人臨時宿泊登記」というものも目に入ってきた。

 

外国人臨時宿泊登記とは何ぞや?

一言で言うと、外国人が宿泊する場所を申告する制度(法律)。正式名称は「境外人员临时住宿登记单」というらしい。

外国人は入国後宿泊地に着いてから24時間以内に、管轄の派出所に行って宿泊場所の登記手続きしないといけないようだ。

「え、めんどくさ!」「24時間以内とか結構厳し~」「てかそんなんやった記憶ないけど?」と思ったけど、外国人受け入れ対応をしているホテルに泊まる場合はホテル側で代行してくれるらしい。なるほど。

確かにこれまでホテル泊まりが主だったけどそんな登録したことなかった。というか存在すら知らなかった。チェックイン時にパスポート渡したらコピー取ったり色々やってたのはこの為か。

ちなみに違反したら「警告又は2千元以下の罰金」だそうで。2千元ということは3万ちょい...結構たけぇよ。